人に優しい宿 イケア 100%ChocolateCafe. フォートラベル マイナビ賃貸

2010年07月01日

葬送

叔父さんが死んだ。車を走らせ、通夜に行った。

叔父さんはいつも遠くを見ていた。その場で起きていることに優しくほほえみながら、その一方でもっとほかのことに考えを張り巡らしている、そんな人だった。叔父さんとは大人になるにつれ会うこともなくなり、すっかり遠い記憶の中に住む人になっていた。それが訃報で思い出すことになるなんて皮肉なもんだ。

通夜は叔父さんの人柄が偲ばれるものだった。社会的に結構偉い人だったのだが、その早過ぎる死に涙を見せる人たちの姿は、叔父さんの社会的な地位に涙しているようには見えなかった。参列者の悔しげな表情が印象に残った。

大きな叔父さんには棺は小さく見えた。棺の中の叔父さんは、叔父さんの形をした人形のようで、魂の抜けた器でしかなかった。ただ、その器は叔父さんとの記憶を思い出す装置になっていて、歯を食いしばって内側からこみ上げてくるものをこらえることになってしまった。

きっと、こんなことでもなければ親戚一同が集まることもないだろう。それほど僕らは年をとったのだ。もっとめでたいことで集まりたい、おそらく反対する者はいないはず。


posted by ブービン at 03:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月27日

魂はきっとヤドルンダーZ

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あちこち壊れたくるまをとうとう手放すことになった。

お別れの前日(ってか今日)、洗車して掃除してたら、
なんだかとても寂しい気持ちになった。
ポンコツなただの機械を拭きながら、未練たらたら。

それはなんとなく物欲とは違うような気がして、
感情のない機械なはずなのに、生きているような
“ナマ身”の物体のような不思議な感覚。
もしかしてひょっとすると何かの拍子に魂が宿っちまってる!?
そんな馬鹿なことがあってたまるか! と。そんなそんな感じ。

くるまを乗り換えることが、こんなに残酷な気分にさせるなんて。
なんだか申し訳ない。
僕の車は表意な「車」でなく、
表音な「くるま」と呼びたいし、そう書きたい。
想いを込めて創って造って作ってんだもんな、そりゃ魂こもるよな。

創り造り作る人ってのは神さまみたいなもんだ。
そう考えると、取材先で出会う人たちなんて神さまの集団だなぁw
posted by ブービン at 19:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

放置してたらヘンな広告が出ていたので茶を濁す新年の心念のご挨拶的エントリー

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ご無沙汰しております。

うつつを抜かして三十路超え、うつつを抜かしてブログ放置、久々登場のうつつ抜かし野郎であります。Seesaaはブログを2カ月更新しないと広告が出るらしい、死んだブログに広告出すよりも、「こうしんがない、ただのしかばねのようだ」とか出した方が楽しいのに。

どうも、明けました2010年です。とっくに2010年であり、うっかり松もとれちゃって、成人式で暴れる若者はすっかり季節の便りになり下がり、いやはや。

2009年と2010年になったからといって別段何が変わるのか? いんや2009年と2010年で明確に年が違うということは、そこに明確に違う何かがあるのだ。というような文章をどこかで読んだ気がしますが、外需頼みのケーザイにおいては、今年は世界のケーキがよくなるから日本もよくなる、というなんともフワフワした足元でありまして、今年もやっぱり貧乏人のクジの引き合いに終始しそうな様相です。

もっとも、吹けば飛ぶよな僕らにおかれましても、背後からつぶやかれた「ボンビー、――なのねん」なささやきに気づくことなく、「たるを知る」なんつって、変わらない状況を肯定的に受け止めはじめちゃったりするわけで、肥える人たちとのミゾを自ら深めてるのかもしれません。

なにはともあれ、出会った人たちがナンダカンダ文句言いながらもナンダカナンダ暮らしていけますよーに、と祈っております。知らない人については手に余る、ので放置しちゃうよ。相変わらず、死ぬまで生きれりゃそれでいい、なハミ出しデカ(い図体)でありますが、コトヨロ願います。
posted by ブービン at 15:24| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

月夜に漂ってみる

 月がきれいだったので、昔写真を撮ったことのあるお月見スポットに行ってみることにした。この日は写真はなし、ただボーッと見たかったから。

 そこは埼玉県のとある水辺。昼間に来てもなんてことない一軒家が立ち並ぶ住宅地で、住宅地のはずれには池がある。農業用の貯水池なのか、元々池や沼だったのかわからないけど、住宅地を抜けるとぽつんとその水辺にたどりつくんだ。

 静かな水辺の向こうにはちょっとした雑木林があって、その先には田んぼが広がっている。雑木林は本当にちょっとしたものだから、木の幹のすき間から田んぼが見える。

 その夜は月の光がとても強くて、流れのない池の水面に月と雲の様子が映し出されていた。上と下の2つの月は、雲の動きでゆっくりとゆっくりと形を変えていき、その動きに合わせて辺りの光の量が変化していく。コーヒーゼリーにクリームをかけたように、水面に映る雲の白さが強調されていた。

 月の明かりの下、雑木林の木々は平面的なシルエットを残していた。そこには本物の樹木があるはずなのに、影絵になった木々は嘘みたいにはっきりと輪郭を意識させる。暗闇に染まる樹木は恐怖や不安を想像させたけど、そこは水辺の反対岸、誰かの不安を見つけた傍観者のように冷静でいられる。

 それにしても時間の流れが全然違う。どうしてこんなにゆったりとしているんだろう。皆が寝静まった夜、この世界の時間はゆっくりと進むのかもしれない。眠りにつくと呼吸の回数が減り、心拍数も少なくなる。それはもしかすると、ゆったり流れる夜の世界に呼応しているからなのかもしれない。
posted by ブービン at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

1年前の1年後

そっか、9月が終わるんだ。
今の場所に引っ越してきて、いつの間にか1年がたってしまった。

1年がたってしまって、
1年前の段ボールがそのままで、
いまだに部屋にベッドがなくて、
そのまんまのまんまで、いるまんまだ。

いい加減、3つ折りの薄いマットで寝るのをやめなくてはいけない。
引っ越したばかりの時、いただきものの寝袋で寝ていた。
それだけだと体が痛いので、3つ折りのマットで
“とりあえずのその場”をしのぐはずだった。

ところがどっこい、
1年後もマットで寝ているどっこい。
おかげさまをもちまして、

自分の部屋なのに居心地が悪い。
でも、その前の部屋も居心地が悪かった。
もっというと、
実家に住んでいた子供のころから、
自分の部屋は居心地が悪かった。

自分の居場所なのに居場所がない気がして、
急場の寝どこが落ち着く、ノラ犬のような人生である。

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そうそう連休中、大阪の西成で宿をとった。
写真を参照、寝どこはマジで荒んでいた。
ノラ犬の住みかって感じがしたけど、まだ僕には早かったようで、
全然現実的じゃなかった。

もっとずっと年をとって、安定した生活の糧を得られなくなったとき、
こういう場所で何を夢見て、明日を迎えるんだろう。
何を糧に明日を信じらればいいんだろう。
狭い狭い部屋の1室でそんなことを思って目を閉じた。

とりあえず、自宅はちゃんとしよ。
ベッドもがんばって買おう。
posted by ブービン at 02:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

ロードムービー

オンボロ車にムチをうち、関西方面を放浪してきた。


1200kmのロングドライブは、
なにも起こらないロードムービーのようで、
目の前の時間が淡々と通り過ぎていくようだった。


・ミカン畑は、乾いたアスファルトのニオイ
・浜名湖は、家族の幸せの形
・京都の外れは、誰もいない夏休みの午後
・西成は、汗と脂と緊張感
・飛田は、ギラついた男とキレイなお人形さんのコントラスト
・甲賀の山里は、緑の空飛ぶじゅうたん
・亀山は美味しい伊賀米、テレビはもちろんシャープ製
・三河安城は、何もないと思った人が何か作ろうと取り繕った、かつて何かがあったかもしれない場所
・新宿は早送りの表通りと、うつむいた裏通り


明日になれば、眠りについて目覚めれば、
だんだん忘れてやがて消える。
だけどヘトヘト、まぶたはトロトロ。
寂しいけど、さよならロードムービーなんだろな
posted by ブービン at 22:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

どんぐり

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床屋さんで、
今年の夏は攻めちゃおう!と言われ、
気づいたら「どんぐり」になっていた。


メガネを外すとなーんも見えないので、
何となく合いの手を入れていたら、
仕上がってすげビックリ


超短め→でも丸坊主はヤダ→
上を残す感じ→前髪は攻めてよし→テーマは夏

そんなやり取りで、どんぐりになるらしい。


暑中お見舞い申し揚げナス
posted by ブービン at 22:41| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

ウナギの伝説

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浜松にいます。

ウナギの名店らしき場所で待つこと100万年。
日が差しているのでこんがりウナギ焼けしてしまいそうだ。


ウナギは昔、
ヘビのような外見とヌルリとした触り心地から
毒があると信じられ誰も食べませんでした。

ある日、
意地悪なおじいさんの家に
腹を空かせたウサギがやって来ました。

スイマセンおじいさん、何か食べ物をいただけませんか?

意地悪なおじいさんはイヒヒと笑って

さあさ、どうぞ。とっておきの食事がありますよ。と言いました。

意地悪なおじいさんは
ヌルヌルしたヘビのような生き物を焼いて
ウサギに出しました

ありがとう、おじいさん!ウサギは言いました

イヒヒ、バカなウサギめ、お腹を壊してしまえ、おじいさんは思いました

しかし、意地悪なおじいさんの考えとは裏腹に
ヘビのような生き物を食べたウサギは
あまりの美味しさに涙をこぼしはじめました

ありがとう!おじいさん、なんだか凄く元気が出たよ

そんな卯泣きの伝説が
ウナギの語源だったらいいな
と、創作話で時間をつぶしております
posted by ブービン at 13:32| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

灯台みっけ

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カワイらしい伊良湖の灯台
posted by ブービン at 05:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岬・灯台

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愛知県の伊良湖岬という場所に辿りつきました。

どうやら船着き場らしいです。
暗くってなんだかわかりませんが、
波の音はいい感じ。
ここで夜明けを待つことにします。

夜明けはいつも赤裸々だから
待ち遠しくないけど
夜明けが鮮烈な分だけ
夜の澱が心地いいものになるのかもしんない
posted by ブービン at 02:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うなぎのにおいに誘われて

浜松にやってきましたよ
ドライブ疲れた
posted by ブービン at 00:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

チャリとルパンとオレ銭形

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仕事場行こうと家出たら、ママチャリがない。


ヤバい、盗まれたか!
カギしてたのに!憤怒ー!
決して許さんぞ〜
世間は許しても金さんの桜吹雪が憤怒ー!


とゆーわけでデンデケデケデ、
待てい!ルパ〜ンよろしく鼻息荒げご近所ウロウロ。


アジサイきれいやんか、もう梅雨まっしぐらやんか、
なんつって数分後、ふと立ち止まり再考ス。


はて、ママチャリいつ消えたんだろ?


記憶のテープを巻き戻すこと30秒。
どうにもママチャリを置いた記憶が出てこない。
どーしたんだんだか?高山とドーシタは大下んだか!?


思い出したテクテク
そういえば金曜日テクテク
ビデオ借りにテクテク
レンタルビデオ屋はテクテク
延滞料とるならテクテク
早く返したときはテクテク
早期返却分を還元すべきじゃまいかテクテク
とか余計なこと思ってテクテク

あったー!

レンタルビデオ屋に
ママチャリ置いたまま歩いて帰ったらしっ
酔ってないのに
すっかりうっかり忘れてたらしっ

ごめんよルパン、疑ってごめんよ。
君に盗んで欲しいのはボクの疑うココロでした。


というわけで落着でアリマス!写真関係なさすぎですが、世間は乳の日だったので
実家に置いてきた手土産でアリマス!

・三重錦雄町中取り
・白岳仙吟生
・宝剣純米吟醸中汲み
・鶴齢特別純米無濾過生原酒山田錦

いずれも宮田酒店セレクトであります。
珍しめの酒を選んでもらったス。
posted by ブービン at 16:53| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

曇天模様の空の下

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東京アメッシュを信じて
自転車で新宿三丁目に来て正解だった。
暑くもなく、寒くもなくチャリ日和だ。

新調したグリップとバーエンドの具合もよくて、
手をそえるような操作感。
小径車には結構ハマるかもしれない。

さて、19時までに戻らないと!
posted by ブービン at 18:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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