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2013年02月03日

いろいろ遊べる、味噌床フィッシュでホイル焼き

前々回のエントリーで味噌床で作る寒ブリを紹介しましたが、今回はその応用編です。下は前回のヤツ。

▼お味噌で漬けた熟成ブリ、簡単旨い味噌床のススメ
http://kichijoji-nakamichi.com/shop/gourmet/tavern/index.html

洗い物が少なくなるし、お子さんと一緒にできるのでホイル包みの方が楽しいかも。ブリに限らずいろいろなホイル焼きにチャレンジしてみて下さい。



早速ですが、アルミホイルの上にいろいろのせましょう。今回はキノコ。エノキの上に味噌漬けブリをのせて、マイタケとエリンギ、ミニトマトをのせて包むだけです。

魚とアルミホイルを密着させるより下に野菜を敷くとくっつきません。シュウマイや小籠包の下にレタス敷くのと同じ理屈です。

包んだものをオーブン、ガスコンロの魚を焼くところ、フィッシュロースターなどに入れて火にかけて下さい。強火じゃない方がいいと思います。

フライパンでもできますよ、フタをしてその上にラーメン丼ひっくり返して重石にすれば、即席のダッチオーブンです。

フライパンでやるなら、ほんの少しお酒を鍋に入れたりすると、全体的に香りがまわります。包んだホイルの中にふってもいいのですが、野菜によってはかなりそちらから水が出るので加減した方がビシャビシャしません。



で、完成したものです。味がブリの方にしっかりついているので、ぽん酢とかかけない方がいいと思います。カボスとかスダチ、荒くひいたコショウはアリかと。



さらに応用。乾燥バジルとチーズ、ほんのすこしのバターを加えれば、ちょっとイタリアンな味に。出来上がったらたっぷり粗びきコショウ使うといい感じになります。チーズと味噌の組み合わせはハマるので、ほかにもいろいろ工夫できますよ。

というわけで、今宵も酒が進むはず。以上、ノンアルコールで息抜きブロギングなPRONTOからお送りしましたw




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2013年01月30日

お味噌で漬けた熟成ブリ、簡単旨い味噌床のススメ


この時期、脂ののった寒ブリが安く買えますよね。このブリを使っておいしい酒でもいかがでしょうか。今回は、いい加減に作れるお勧め料理です。作ったものはこちら。



ブリは安価な養殖モノで十分です。むしろ脂の強い養殖モノの方がいいかもしれません。西友で二切れ400円ちょいの寒ブリが半額だったので、一切れあたり100円ちょいで買えました。

量が多くて安い味噌を用意して下さい。おそらく150円ぐらいで買えるはず。これに刻んだニンニクや生姜を加えます。今回は家にあったニンニクのみ。さらに、家にあった焼酎をおちょこ1杯ぐらい加えて混ぜておきます。

これがヌカドコならぬ、味噌床(ミソドコ)になります。味噌床は適当に工夫してみて下さい。みりんや鷹の爪、味の素、カツオ節、びっくりですがヨーグルトなんかもアリです。



味噌床にブリを漬けます。面倒でなければ骨は外した方がいいですが、僕は面倒なのでそのままですw



なお、味噌床は魚だけでなく、肉や野菜、チーズ、卵黄、豆腐を漬けても楽しいですよ。その際、魚や肉といった漬けたあとに火を通すものは、別の味噌床にした方がいいです。

また、焦げつき防止にガーゼなどに包むといいようです。面倒なのでやったことはありませんがw

1日漬けるとこんな感じになります。ブリについた味噌はキッチンペーパーでキレイにふきとって下さい。





焼きます。網焼きや鉄板焼き、ホイル焼きがお勧めです。今回はフライパンで鷹の爪と一緒に焼きました。

注意が必要なのは、とても焦げやすいので極弱火で火を通すことです。極弱火でゆっくり仕上げると、表面は黒いものの苦みが出にくい気がします。



火が通ったら表面の油をふきとって出来上がりです。いつもはこのまま食べますが、盛りつけの際に切りました。



付け合わせは、コールスローと玉ねぎのらっきょ酢漬け。



具材は、西友で100円の千切り野菜、80円ぐらいのチクワ、家にあったツナ&コーンです。マヨネーズと塩コショウ、白ワインビネガーで和えました。盛りつけ時に荒びきコショウをふって香りを立たせています。

らっきょ酢漬けは市販の液を玉ねぎと鷹の爪にふりかけたものです。玉ねぎのピクルスみたいなものです。



というわけで、味噌床遊びも数年目に突入。ブリの味噌漬けは、簡単で本格的なのでほんとお勧めですよ。


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2013年01月22日

素麺専門そうめんや@四ッ谷荒木町でびっくりしてきた

人類は麺類、という父の下で育ったので、無類の麺好きです。毎日でも苦にならないし、おかわりも苦になりません(それは胃袋の問題)。昨日、気になるお店を見つけたのでふらっと行って来ました。四ッ谷荒木町、アローカメラのところにある「そうめんや」というお店です。最寄は四ッ谷三丁目と曙橋かな。

屋号がそのまんまなのでおわかりでしょうが、「そうめんや」は素麺の専門店です。そうめん、と書いた方がらしさが出るかもしれませんな。昼間はそうめん、夜はお酒を呑んだ最後にそうめんをチュルっとやれる、そんなお店です。

21時ぐらいにお店に入るとお客さんはおらず、正直ちょっと不安になりました。でも、新宿から移転したばかりだそうで、特に宣伝もしていないとか。客入りは気にしないタイプ(だって味と比例しないから)なので早速注文です。

夜は居酒屋モードのお店なので、とりあえずお店オリジナルのハイボールを注文。酒が届く間にツマミを悩んで、今回は梅きゅうりと、アジの南蛮漬けを頼みました。



梅きゅうりは、キュウリのたたきに梅肉を和えて、お茶漬けなんかに入っているカリカリしたものがまぶしてありました。普通の梅きゅうりも好きですが、このカリカリが香ばしくてよいアクセントになっています。

アジの南蛮漬けは、豆アジが玉ねぎやら人参やらと一緒になっていました。優しい味です。孤独のグルメじゃないですが、こういうのでいいんですよ、ってやつです。まあ、そんなアテでハイボール→レモンサワー→黒霧島お湯割りとグラスを空にしていきました。



気さくな男性お二人で切り盛りされているようで、初めての店ですが、いろいろお話をうかがえました。そうめん業界の現状とか、そうめんの四大メジャーの話、素麺と手延べ素麺の違い、後継者問題などなど。ここでそれを伝えるのは野暮なので、気になればお店で聞いてみてください。

とにかく一度、そうめんを食べて欲しい!とのこと。このため、そうめんの価格は500円前後と大変リーズナブルです。そういえば、そうめんがおいてある店って、値のはるところが多いですよね。家だとすごく手軽なのに。

なお、そうめんやでは温麺と冷麺、どちらのそうめんも楽しめますし、一般的なつけ汁タイプのほかにも、ぶっかけタイプや、ゴマだれもありましたよ。同様に温かい麺も、醤油味以外に塩味なんてのもあるようです。

今回は、最初は是非これを!とおすすめされた冷しぶっかけにしました。麺は小豆島のものです。待つこと数分、この時間が楽しいですよね。

で、登場したのが下の写真。見るからに美味しそうでしょう? で、これが写真を裏切ることなく旨かったんです。



家で食べるそうめんとは全然違いました。糸のように細いのに強いコシがあって、そのくせ、チュルっとやって喉を通るときのさわやかさは完全にそうめんなんです。

おすすめの食べ方は、まずミョウガとそうめんで一度チュルっと。続いて、箸の先でさっと温泉卵を切って、中から現れるトロリとした黄身にからめてチュルチュルっと、だそうです。

僕は思わず「あ、こりゃ旨いわ」とつぶやいちゃったんですが、お店の方が「よっしゃっ!」とガッツポーズされたので笑っちゃいました。

でも、確かにそんな感じなんです。美味しいお肉などを食べたときの悶絶するほど旨い!みたいなそういう感覚ではなくて、もっと繊細でしみじみと旨いんです。寒い中で味噌汁すすった一口目とか、鯛のこぶ締めにほんの少し醤油をたらして口に運んだ時とか、そんな、じんわりとしたジャパンな感覚が魅力だと思いました。

そうめんって家で食べるものって気がしてましたが、お店で食べるとひと味もふた味も違いましたよ。気軽な麺類って感じで楽しめそうです。今回のお代は、しめて3000円ちょいでした。

そうめんや (somenya) on Twitter
https://twitter.com/somenya




posted by ブービン at 14:12| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

都立家政のバールcoraggio

なんとなくぶらっと立ち寄った街で、なんとなく店に入るのが好きです。自分の運やカンを頼りに、探険しているような感覚です。

実際にはハズレをひくことも多いのですが、余計な先入観を持たずに楽しめるので、大当りの時は他の人よりぜったい嬉しがっているはずです。

皆がうらやむような店に行ったところで、皆にうらやましがられるだけです。皆が美味しいという店にいっても、美味しいを確認しに行っているようになりませんか?

中には、それを超越して美味しい店もありますけど、皆の評価で自分の判断力を鈍らせてはつまらないと思います。ネット社会で”皆の評価”の価値はべらぼうに高くなりましたが、”自己評価”の価値を下げる必要はないのかなと、思います。

都立家政にあるバールcoraggioも、たまたまランチの看板を出すところを見かけて入ってみた店です。品毎のバランスが整っているとても素敵な店でしたよ。



前菜の盛り合わせは、味と食感の変化に富んだ素晴らしいものでした。グリーンサラダに、ポテトサラダのハム巻き、パテ、ニンジンとナッツの甘酢、フリッタータかな?、あとはサーモンマリネ。自家製フォカッチャも付いてました。



鮭と青海苔のクリームパスタも爽やかな味でした。欲を言えばブラックペッパーがあるといいかもしれません。お好みで食べる人に最後のひと手間をまかせるようなやり方が楽しいかもしれません。



1200円でお得感のある料理。のんびりできる日なんかにおすすめです。

posted by ブービン at 13:34| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

推したいしお慕いする王様のカレー

カレーチェーン店といえば、“ココイチ”で知られるCoCo壱番屋が有名ですよね。山盛りトッピング好きに支持されているようです。

ただ、カレー自体の旨みは控えめに感じます。トッピングありきの味付けなのかもしれません。しかも、トッピングを欲張ると、かなりいい値段になっちゃいますよね。



市ヶ谷においでの際は、カレーの王様をのぞいてみてはいかがでしょうか。チェーン店のカレーでも、しっかりと美味しいですよ。

ココイチはハウス食品系のカレーチェーンです。対するカレーの王様は、マラソンランナーの瀬古利彦でお馴染み、S&B系のカレーチェーンです。S&BのSは、瀬古利彦のS! 嘘ですけど。

カレーの王様は、カレー自体が美味しい店です。トッピングは多くないですが、味がちゃんと楽しめます。1000円札1枚あれば、お釣りが来るでしょう。味と価格のバランスがちょうどいいと思いますよ。

この日は、チキンカツカレーの大盛がキャンペーン価格で650円。そこへ彩り野菜をトッピングして、合計830円でした。帰りに缶コーヒー買って大満足です。さすが王様、さすが瀬古利彦ですね。

posted by ブービン at 16:30| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

三日月庵@市ヶ谷九段

新しいソバ屋ができたってよ!



編集部のイケメンたちがそういうので、早速ランチに行ってきました。

三日月庵なるその店は、昼間はソバ屋、
夜はソバ系の居酒屋になるようです。
ラーメン屋さんもそうですが、このタイプの業態流行ってるのかもしれません。



店構えはとても雰囲気があり、祇園の路地を歩いているような気分です。できたてホヤホヤらしく、新しい木材の香りがしました。

店内もなかなか気合いが入ってます。もしかすると、前に入っていたテナントをベースに改装したのやもしれません。



店員さんにオススメを聞いて、温かいソバとミニ天丼のセットにしました。1000円です。

天ぷらの揚がる音をBGMに待ちます。期待感ハンパないッス、です。そして、登場!






美味しそうでしょ?すごく美味しそうでしょ?




ところが、そーでもなかったorz


天ぷらは低温で揚げ過ぎて油を吸ってしまっているし、
ソバのツユはダシが薄くておさまりが悪いし、
マズイわけじゃないんだけど、モヤモヤする味!

作り手の怨念のよーなものが見えない気がしました。

店構えに期待しすぎたところはあるかもしれません。
1000円じゃなくて650円なら、満足したと思います。
もしかしてチェーン店かな? まぁ、夜にもう一度行ってみるつもりです。今度はざるそばにしてみます。

posted by ブービン at 14:24| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月20日

寒い夜はナベアツ

 めっきり冷え込んできましたね。更新しない間に11月も後半に突入していたので、びっくりです。できれば夏に戻りたいし、贅沢言うなら中1ぐらいからやり直したいところですw

 寒くなってきたので、完全に鍋ブームが到来しています。土鍋型UFOが襲来したせいで、こさえて、盛り付けて、写真撮って、酒喰らって、腹をふくらしています。少しまとまってきたところで、いくつかご紹介です。

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土鍋です。知ってます? 国内流通している土鍋の8割は、三重県の四日市産なんですよ。萬古焼と書いてバンコヤキと読みます。土鍋は贈り物にもよさそうだと思いません?


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この日は、椎茸、エリンギ、しめじ、エノキあたりが入ったメンツユベースの鶏鍋をこさえました。キノコ自体に力があるので、ぐいぐい食べられます。メンツユにほんの少し料理酒を加えるとなじみます。あと、このスープはちょっと贅沢な味になります。薄めて翌日、固形コンソメ入れてスープにしてもたぶんかなり旨いはずです。今回は「キノコ好きの鶏手羽ナベ」と命名


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この日は豚のセンターリブを使った豆乳鍋です。ふざけてモツ鍋風にキャペツとニラとニンニクを合わせてみましたが、センターリブのうま味がうまくのりませんでした。たぶんベーコンとかソーセージ、それ自体に味がついているものの方がメリハリはつくでしょう。それでも、センターリブに少しポン酢醤油をたらせば、ぐいぐい胃袋におさまるはず。無調整豆乳を使ったのでフワフワのおぼろ豆腐ができておいしかったです。味のベースは塩、固形コンソメあたりがいいと思いますよ。こちらは「豆乳のリブ鍋」と命名


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この日は、柿と豚肉で味噌仕立ての鍋にしましたよ。火を通した柿も乙なもので、甘みがやわらいでカブに近い歯触りになります。軽い甘みが豚肉の脂と調和してとてもいいです。味噌仕立てでショウガをアクセントにするといいと思います。こいつは「柿豚鍋」と命名


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この日は、勝浦タンタンメンの作り方を参考にした辛い鍋です。玉ねぎとひき肉とラー油をふんだんに使ったやみつき系鍋になりました。市販のラー油(まるまる1本使った)では辛みが足りないので、好みで一味唐辛子とか山椒、豆板醤を足すのもアリかなと。あったまりますよ。こちらは「勝タン豆腐」と命名


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この日は、無謀にもハッシュドビーフを豆腐鍋にしてみましたよ。もはや鍋と呼ぶのか疑問ですが、ところがどっこいハマりました。飯炊きを面倒臭がった偶然なんですけど、これは美味しい♪ 豆腐はホロホロと崩れていくところが楽しいので、木綿豆腐がオススメです。鍋っぽく見せるために小ネギをちらしましたが、これが豆腐とハッシュドビーフのつなぐ、香りになってくれました。こいつは「ハッシュドーフ鍋」と命名


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そして翌日、ハッシュドーフ鍋にチーズをトッピングしましたよ。チーズと豆腐の組み合わせはいいみたいです。汁気のあるもので組み合わせるか、そうでない場合は、豆腐の水気を切ってから使うと、いい感じになると思われます


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最後に、鍋じゃないのですが熱い料理の箸休めというか、口休めというか、オススメの食べ方をご紹介します。スーパーで見切り品系のいまいち脂ののってないお刺身ありますよね。アレとトマトとワカメ、あればネギかミョウガあたりを食べやすいサイズにしてください。そこにオイル、ワサビ、粗びきコショウ、醤油、あたりをからめてみてください。超うまいよ。あれば食べる時にレモンを絞るのも、オススメです。

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2012年07月21日

ウナギの旬は夏ではない、という話

 土用の丑の日目前というのに、ウナギの価格が高騰しており、今年は相当やばいらしい。……というニュースを見かけた。関係者さんには悪いが、そんなに高いならいっそ今年は夏にウナギを食べなきゃいい。夏はウナギの旬ではないんだから。


鰻 / is_kyoto_jp


 ウナギの完全養殖は技術的には実現しているが、安定供給にはいたっていない。我々が口に運ぶことの多い“養殖モノ”だって、「シラスウナギ」と呼ばれる天然の稚魚を捕獲し、ビニールハウスの中で成長を早めているものだ。人工ふ化ではない。

 ニュースでは、このシラスウナギの不漁が3年連続で続いたことが、ウナギが高騰する要因と伝えられていた。確かにその通りなんだと思うが、そもそもウナギの高騰は数年前からことあるごとに記事になっていたと記憶している。欧州のシラスウナギの規制に始まり、今回は米国のアメリカウナギも規制になるやも、という状況のようだ。


旬は秋から……だけど

 で、話は最初に戻るが、平賀源内のキャッチコピー「土用の丑の日」が功を奏し、高タンパク質のウナギは夏の栄養源として現在にいたるまで夏に食べられ続けている。国内輸入量のピークもこの時期なんだとか。

 しかし、越冬するウナギにとって、自らに栄養を蓄えねばならないのは寒い時期なのだ。脂がのって美味しい時期は、秋からと言われている。しかもそれは、数%しか流通しない天然モノの場合である。養殖モノは、ハウスの中で水温が高められ、成長を促進させることで安定的に供給できるシステムなのだ。はっきり言えば毎日が旬! だ。値がはるなら、無理して手を出さなくてもいいんじゃないだろうか。


代替案

 ならば、今夏は穴子でどうだろう?


Anago - Shira Nui AUD5.50 each / avlxyz


 ウナギと同じくウナギ目に属しているが、ウナギが淡水に生息し、産卵期に海水域の外洋に出て再び淡水に戻ってくるのに対し、穴子は近海にずっと棲む。産卵期が梅雨時期となり、数が獲れる穴子は夏が旬とされる。タンパク質はウナギと同等とされながら、脂質はウナギより少なくヘルシー、だったら穴子という選択肢もあっていいはずだ。

 ちなみに穴子専門店なんてものが日本橋にある。

 ……と、思って久々確認してみたら、店舗が増えている気がする! もしかして繁盛しているのかもしれない。昔はここでストラップが売っていたのだ。荒木町(四ッ谷/曙橋エリア)に穴子尽くしの店も発見した。今度行ってみるかな。

日本橋玉ゐ
http://anago-tamai.com/
NO.1453:はろうきてぃ 日本橋玉ゐストラップ
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/strap/30228.html
穴子料理ます味
http://r.gnavi.co.jp/g612000/


 最後にウナギの完全養殖に関する動画を見つけたので貼っておく。



posted by ブービン at 23:46| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

飲食情報サイト×位置情報の蜜月。話はマジそっからだ

 良い店に出会いたい。それこそ毎日でもこちらは探しに行きたいのだけど、サイフがそれを許してくれない。どこかに金が湧くサイフはないもんかなぁ。

■飲食店情報

 情報誌も参考にはするが、掲載後はしばらく混むのでほぼ行かない。なので、『ぐるなび』『食べログ』『Alike.jp』あたりを冒険することになる。最近はクチコミが人気なので、食べログやAlikeあたりを参考にする方が多いのかもしれない。店舗の公式情報にあたるぐるなびの方が情報としては正確だから、ぐるなびで確認→クチコミサイトで裏付け、といった使い方をされている方も少なくないと思う。

 良い店の基準はいろいろある。味、雰囲気、値頃感といったことのほかにも、目的(宴会、デート、一人など)によっても異なるだろうし、営業時間や融通が利くなんてのも判断に影響を与えそうだ。

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■クチコミ偏重

 クチコミサイトに掲載される評判は、言ってしまえば噂だ(と、いうことは前に書いた気がする→書いてた)。この噂は総体的には噂なんだけど、部分的に取り出せば個人が他人に読まれることを意識して書いた感想だ。それぞれに良い店、悪い店をレポートをしたり、点数をつけたりしているのだけど、ざっくり読む限り、期待値が高い店ほど厳しくなりがちで、期待値が低い店ほど甘くなりやすい傾向が見える。皆、人の子だしね。

 期待値の高い店は、事前に多くの情報が広まっている高級店や人気店だ。「美味しいって言われて言ったけど、値段のわりにそうでもなかった」「スゲーうまいって評判だから並んで喰ったら普通」そんな感想になりがちである。

 逆に、この手の店の感想には雑誌の受け売りのような文章でこだわりや味を表現する、ブランド信仰の強い方もいる。この部分を掘ると嫌われること請け合いなのでやめておくけどw、食事ではなくブランドを食べに来るので、くすぐりやすい相手かもしれない。

 いろいろ書いたが、クチコミってそんなに重要視することなの? ってことが言いたいだけっす。

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■で、本題

 と、まぁ以上の前段を踏まて(長い!)、酔いどれ食いしん坊が今回言いたかったのは、『ぐるなび』『食べログ』『Alike.jp』あたりは早いところ、位置情報系サービスと提携して欲しいってことだったりする。

 良い店に出会いたい。そのための参考値としてもっとも気になるのは、知らない人の感想よりも顧客の「リピート率」だ。一度しか行ったことがない人の感想なんて数が増えたところでノイズが多すぎる。

 何度も訪れたい店は、味以上にうれしくさせるポイントがある。値頃感や営業時間かもしれないし、雰囲気かもしれない。店員の対応や、ほかのお客ふるまい、内装や音楽がうれしくさせることもあるだろう。

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■来店回数は正義!

 リピート率を前提に、お店のジャンルや価格帯、目的(宴会、デート、一人など)で飲食店が探せたらホント便利。飲食店情報サイトの中には、タッチ操作で顧客の来店回数がとれる仕組みを用意している場合があるものの、自社ポイントサービスへ連携させる要素として使われており、検索にまで反映されていないようだ。

 逆に、位置情報サービスが飲食情報と連携するパターンもあるが、今はまだコンテンツの軸が位置情報にある。登録→デジタルコンテンツ+ソーシャルサービス連携という現状のゲーム性は今後も維持されると思うが、本来、価値を生むのは登録された位置情報の集合だ。それを検索サービスに活かせれば、情報サイトから良い店に出会える確率は格段に上がるだろう。

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■情報サイトも位置情報サービスも、そして飲食店にも期待

 ライブドアの『ロケタッチ』では、グルメ情報が提供されている。ライブドアがグルメ情報を展開していることもあり期待が大きいのだが、今はクチコミにフォーカスしていて非常にもったいない状況だ。

 同じことは、リクルートの『RecoCheck』にも言える。『ホットペッパー』の飲食情報と連携すると、クーポンも用意されているし流れができるかもしれない。ほかにも、『食べログ』や『Alike.jp』といった飲食情報サイトがmixiFacebookForsquareあたりの集積された位置情報を取り込めると、より強力なサイトになりそうだ。

 リピート率が飲食情報サイトで中心的な機能になると、店舗でのちょっとしたサービスにも期待できる。位置情報を登録したユーザーに対して、オツマミやデザートをサービスするような形だ。来店回数の計測は、飲食店のファンを作る仕掛けになるはずなので、店舗側もサービスしやすい流れになるだろう。

 飲食店情報の得点ランキングもクチコミ数も、来店回数が先にわかってこそ参考にしやすく、相関関係を見ればより手応えのある情報になるだろう。飲食店のスタッフが毎日のように自分の店を位置登録することが予想されるが、登録回数を限定すればノイズは抑えられそうだ。導入されれば、ポジティブな要因の方が多いように思う。まぁ、早くそんな時代になんねーかなってことです。

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posted by ブービン at 20:49| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月22日

としまえんでマス豊漁、アノ手でコノ手でマス尽くし旨し!

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 としまえんで釣りができる。子供の頃通いつめたとしまえんのプールが、シーズンオフになると管理釣り場になるのだ。自宅からわりと近いということもあって、昨年からちょいちょい参戦している。

 先日、IT業界の有名人さんたちと参戦した。腕もないのに大物を狙いすぎた結果、ルアー釣りは惨敗。あまりに悔しかった我々は、あっさり見切りをつけてエサ釣りに転向。結果、びくに入りきらないくらい大漁のマスを釣り上げたのだった。

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 実は、我々の目標は当初から「ブログに載ること」だった。としまえんのブログに載りたかった。

 としまえんでは、釣りを開始する際に最初に受付で会計を済ませるのだが、スタッフにド頭から「ブログに載るにはどうすればいいのか?」と質問した。目は血走り、口からよだれを垂らしたオジサンたちに気圧されたスタッフ(若者)は、釣れたら掲載することを約束してくれた。

 その流れがあっての大漁である。意気揚々と受付に戻った我々は、見回りに出ようとしていたスタッフを取り押さえ、羽交い締めにしながら写真を撮影するよう強要、再びとしまえんの釣果報告ブログに掲載するよう迫ったのだった。大人げない、全くもって大人げないオジサンたちだったが、その甲斐あって掲載された。

 ブログに載ったことはシンプルにうれしかった。普段記事を書いて多くの人に読んでいただいている連中や、つい先日までそういう役割であった連中が集まったのだが、「うぉーっ! 載った! マジで載った!」みたいな騒ぎになった。人は初心をすぐに忘れてしまう。「載る」とうれしいんだ!

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http://ameblo.jp/tfa-fish/entry-11048832331.html

 ところが、うれしいの後には苦しいが待っていた。なにしろ50匹近くも釣り上げたのだ。大量の命を食べることが、かなりの試練になった。

 マスの塩焼きは美味しい。ましてや釣りたてだ。身がブリンブリンしている。あっと言う間に1尾食べ終えると、続いて登場したのはマスの塩焼きだ。釣りたてなのでそりゃもう身がブリンブリン、最高だ。ほどなくして登場したのは真打ち登場、マスの塩焼きである。ブリンブリンの身をペロリと平らげ、釣りたてを実感。食べ終えたところで次の皿に目を移せば、やっぱりそこにはマスの塩焼きがいる。釣りたてのブリンブリンをペロリってな具合、旨い、旨いと言えばこの時期、塩焼きのマスは外せない。テーブルに登場した釣りたてのマスはブリンブリンでたまらない。食べ終えて今日の釣果を振り返りながら、目を閉じる。再び目を開ければ、そこにはほっくほくのマスの塩焼き。ぶり旨の釣り旨で、これっきゃない。

 …………すまん、秋田!! 違う、飽きた! 申し訳ない! 完全に塩焼きはもういい! 立て続けに投入される、食べても食べて減ることのない無限塩焼き。さっき食べ終えた魚が再び復元されたかのような錯覚。振り返ればマスがいて、目を閉じればマブタの裏には塩焼きが映る。口直しに登場したマスのムニエルも三口目までは「もしや別腹!?」と期待感が高まったものの、やはりベースはマスだった。

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 そこへ、マス料理研究家として昨シーズン業界の話題をさらい、冷蔵庫をマスで埋めつくした一人の漢が、立ち上がる。彼はマス飯という、新たな方向性を打ち出し起死回生を狙ったのである。まさに新風だった。旨い、マス飯旨い。味もさることながら食感が違うことが本当に素晴らしい! さらに、だし汁とともにサラサラッと口に運ぶと口の中がほっこり幸せに包まれる。

 また、マス飯投入にともなって副産物も生まれた。それが、「マスのなめろう」だ。「なめろう」とは、青物(アジ、イワシ、サンマなど)などをたたいて、味噌やネギ、ショウガといっしょに粘り気が出るまでひたすらたたいていく房総の郷土料理である。マスのつみれ汁を作るつもりが、なめろうとして食べてしまった。

 マスが生食できるのか? という点は今もよくわからない。しかし、とりあえず我々は食べた。そしてそれはとても美味しいモノだった。マス飯にマスのなめろうをのっけて、だし汁をかける。「日本に生まれて良かった!」と思った。

 とはいえ、なにせ50匹である。よってたかってマスを食べたが、食べきれない分は各自が持ち帰ることになった。

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 正直、しばらくマスは食べたくなかった。それぐらいになるまで、マスを食べた。しかし、塩をふって長期戦仕様になっているとはいえ、マスは生ものだ。そう長くは保存がきかない。帰宅後、美味しくマスを消費できる方法がないものか頭をひねった。そうだ、フィッシュカレーにチャレンジしてみよう。

 イメージしたのは、東南アジアのフィッシュカレー。マレー料理だったかと思うが一度食べたことがあるので、記憶を頼りに作っていった。記憶は以下のような感じ。

・魚は素揚げ
・シシトウっぽい緑とナスが入っていた。
・スープはトマトベースでレモンの味がした。
・おいしかった。

 自宅にある材料でなんとかそれらしくできるのか? 幸いピーマンがあった。エスニックな料理にはかかせないニンニクとショウガもあったので、魚と野菜の体裁は保てそうな気がした。レモン味はおそらくレモングラスだろうが、レモン果汁で代用。タイムとクミンパウダー、カレーパウダーを合わせたことで、結果的にはそれらしく仕上がった。やってみるもんだ。

 翌日、弁当にも持って行ったので、マスは最後まで美味しく食べきれた。おしまい。

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posted by ブービン at 09:06| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月17日

朝っぱらからメシ2合、100年ぶりの朝飯作り

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 昼夜逆転ホームラン! ビバ絶賛お盆休み。初めて読んだ「ワンピース」(マンガ)が思いの外楽しくって、区切りの20巻までドバッと読了。明け方、達成感とけだるさを抱えて朝飯をこさえる。朝飯作るの100年ぶりだぜ、ゲット・セット・ゴー!

【3】ご飯、味噌汁、納豆、豆腐
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 飯は白飯、無洗米。エノキとニラの味噌汁は、買ったばかりの合わせみそ、ダシは煮干しと鰹節、こちらも合わせで奇遇だね。絹ごし豆腐に納豆ひきわり、スモークチーズを刻んでまぜる。


【2】キュウリと二十日大根の梅肉和え
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 野菜をたっぷり食べやさい。キュウリをコロコロ、ラディッシュ薄切り、こぶ茶と梅肉、ゴマふりかけて、ビネガー投入、ビニール袋でもーみもみ。まとめに少しのごま油、味がまとまり酸っぱい夏の飯のトモ。


【1】ナスと厚揚げ、レンコンの揚げ浸し

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 朝から揚げ揚げ、浸してシミうま。ポン酢にメンツユ、ミリンと砂糖、酒も加えて一煮立ち。大きめ器にゆず胡椒、刻みミョウガとショウガも投入。そこへ煮立ったアイツを注ぎ、ササッと混ぜて汁できた。厚揚げ熱湯くぐらせて、焦げ目つくまで焼いていく。頃合いよければ汁にジャボン。レンコン水煮も水気を切って、軽くから煎り汁にジャボン。ゴロゴロ切りの夏のなす、シミうま狙って隠し包丁。素揚げできたら汁にジャボン。


 と、まぁそれぞれがそれぞれの夏をしている。本日は、朝っぱらからメシ2合をたいらげる夏であった。こさえるなら順番は【1】→【3】がよろしいかと。


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2010年11月21日

美味しい行進、いざっ!




 美味しい記憶は幸せの記録――というわけで、幸せのおすそわけ♪ ってホントは買ったばかりのカメラに浮ついているだけかもしんまい。美味しい写真をエイヤッとブロギングしてみんぐ、んがっんっん!

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【ツヅキをヨム】

 

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2009年10月04日

フレンチカレー ミツボシ@中野

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先日、中野にあるカレー屋さん「フレンチカレー ミツボシ」に入ってみた。「フレンチカレー」という聞きなれない名前と、フレンチで聞き慣れた(決して食べ慣れてはいない)「ミツボシ(★★★)」の名前がくっついて、なにやら好奇心がくすぐられたのだ。

カウンター席メインの店内には、ガタイのいいシェフと、眉毛のないパンキッシュな女性がいた。この店は、DDTというプロレス団体が運営するカレー屋さんのようで、どうやらガタイのいいシェフはレスラーの猪熊裕介という方らしい。プロレスラーがやっているカレー屋さんをほかにも知っているが、何か因果関係があるのだろうか。歌舞いた感じのガチなパンクス女子店員はキャシャだったがレスラーなんだろうか、話を聞いてみたくなるようなタイプだった。

 店内はとても清潔だ。カフェスタイルというのか、つまるところ“ココイチ”スタイルのお店なんだけど、オシャレな内装で女性受けもよさそう。いかついスタッフとのコントラストも面白い。

今回はメニューで一押しされていた「絶品!! 特製メンチカツカレー」をオーダーした。980円也。さらっとしていて甘みが広がるスープカレーで、鼻に抜ける香辛料の感じは北海道あたりのカレーよりもおとなしめ。洋食屋のソースのような味付けだと思った。

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出来上がるまでメニュー表見ていると、フォン・ド・ヴォーとフォン・ド・ボライユをベースにしていると書いてあった。フォンはフレンチの「だし」を意味する言葉で、「ド・ヴォー」だと仔牛と香味野菜とトマトのだし、「ド・ボライユ」だと鶏がらと香味野菜のだしってことだ。ラーメンでいうところのダブル・スープみたいな使い方なんだろうか。

「ド・ヴォー」はカレーやビーフ・ストロガノフ、煮詰めてステーキソースとか肉料理に使われる場合が多いように思う。市販のカレールーでも西欧風のものは使われていたりする。対する「ド・ボライユ」はクリームシチューとかクリーム系ソースで聞いたことはあるが、あまり馴染みがないように思う。勝手な印象だけど、カツオ出汁に昆布出汁を合わせたときのように、「ド・ボライユ」の方のうまみが負けたりしないもんなんだろか。

カレー自体の味はあっさりしていて、ガッツリ食べたい派の人にはちょっとインパクトに欠けるところはあるかもしれない。女性もいっしょの気軽なご飯、なんて時には話題にもなるしいいんじゃないだろうか。

おすすめしたいのはプレーンなカレーではなく、トッピング系のカレーだ。今回はメンチカツを頼んだが、荒く挽いたメンチは肉の味がしっかりしていて、とてもおいしかった。カレーがメンチカツのソースのようになり、すごくマッチしていたように思う。

場所は、中野駅北口を中野ブロードウェイに向けて直進し、そのままブロードウェイを抜ける。早稲田通りにぶつかるので、左に曲がって50mもいかない右側。10月から大手町の丸ビルでも期間限定出店するらしい。以上、ご参考まで。

フレンチカレー ミツボシ
グルメWalkerに載っていた
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