
友人であるYOCO IWABUCHIの初個展に顔を出してきた。
古い端布で作ったかわいらしい人形や小物がギャラリー全体を囲み、女の子っぽさ全快といった作風の彼女。男子丸出しのワタクシは、初めて訪れる女の子の部屋のような? ちょっぴり気恥ずかしく上気してしまった。
コーヒーをいただきつつ、YOCO IWABUCHIの世界の中で、なんやかんやと言葉を交わす。作品を表に出すってのはなんかこうムズムズするもんで、しかも初の個展とあってYOCO IWABUCHIのムズムズする感じがこちらまで伝わってくる始末。
布と布を繋いて立体を作るってのは、作品の後ろに見える糸を紡ぐ時間が見えるのが面白いな。ギャラリーの前に着き、窓越しに見えたYOCO IWABUCHI、好きな物に囲まれた世界にいた彼女は、少女のような母ちゃんのような優しさが漂っていた。
これだからアートは面白い。いやはや、久々に良い刺激になった。
「AREDA-RE?展」 YOCO IWABUCHI