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2013年05月09日

1年前の炎上を振り返ってみる

1年前の5月、私の書いた記事がネットで炎上し、つるしあげをくらいました。おそらく、普通に暮らしている方が炎上の当事者になることは珍しいのではないかと思います。すっかり落ち着いた話でもありますし、今回はちょっと振り返ってみたいと思います。

職業柄、炎上しやすい立場ではあるので、それ自体はまぁ仕事していれば身に降りかかることもあるだろうな、ぐらいに考えていたのですが、いざ炎上してみると性格が出ますよね。“残酷な好奇心”と呼ばれるほど興味本位な生き方をしているので、「よし、どうせなら正面から燃えてみようじゃないか」と思っちゃったのです。

炎上の発端となった記事はこれです。今となってはこの記事でよく炎上したな、って気もしますが、知らない方のために置いておきます。

消費者庁が報道否定――SNSのコンプガチャ問題
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120507_531028.html


これだけでは経緯がわからないと思いますので、当時ネットで出回っていたものを置きますね。いい加減に検索かけただけですので、ほかにもあるかもしれません。自分の名前でエゴサーチすると、すぐにこうしたブログ的な過去の残骸が見つかります。

Bloomberg VS Impress Watch、コンプガチャ報道で炎のストッパー津田啓夢氏が大炎上
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65671881.html
【速報】Impressが「ガチャ規制」火消し 津田啓夢 @boobyn が風説の流布 ★4 【vsブルームバーグ】
http://www.logsoku.com/r/poverty/1336380420/
ばるろぐ! 【火消し?】ケータイWatch 津田 啓夢記者「消費者庁が報道否定―SNSのコンプガチャ問題」という記事を書く
http://b.hatena.ne.jp/entry/barukanlog.blog31.fc2.com/blog-entry-2696.html
津田啓夢さん、コンプリートガチャの飛ばし記事で炎上!
http://m.webry.info/at/wintomorrow/201205/article_18.htm?i=&p=&c=m&guid=on
津田啓夢@boobyn「消費者庁はガチャ規制報道を否定。ソースは4月の会見」→「消費者庁の誰が言ったの?」 津田「さあ?」
http://blog.livedoor.jp/nyussoku/archives/52018557.html
【速報】Impressが「ガチャ規制」火消し 津田啓夢 @boobyn がインサイダーか ★3 【vsブルームバーグ】
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1336377076/


今残っているこうした情報をチェックする限り、多くは株取引関連の方なんだと思います。また、当時一部の方からご指摘いただいたのですが、ソフトバンクさんを応援している利用者の方に私が嫌われているせいではないか、とも言われました。本当のところはわかりませんし、正直、伝えにくいことも伝えるのが仕事と考えているので、嫌われても仕方のないことです。たとえば、ドコモさんに苦言を呈した記事を書くと、「悪意のある記事」と言われてアンチドコモと言われますし、叩かれている側の言い分を書けば、金をもらっていると言われるものなんです、この商売。


話を本筋に戻すと、要するに私が取材した記事が、他の報道機関のものとはニュアンスが異なっていて、津田というヤツはちゃんと取材をしないし、もう記事は嘘ばかりだし、SNSの会社からお金をもらって書いている、と決めつけられたわけです。ざっくりいうと、そんなところなんだと思います。

で、まぁ1年経過した今でも言うことは変わらないのですが、金はもらっていないし、記事は間違っていないのです。過去、なんども記事を間違えていますし、間違えたらスイマセンと言って記事を修正しています。ネットでは、間違えたら誤りを認めて謝罪するのが、賢いし効率的なやり方なんですが、この記事に関しては間違えていない以上、誤りようがなく修正のしようもありませんでした。

それでも当時、他紙で私の書いた記事とはニュアンスの異なる記事が掲載されれば、その都度、自分の書いた記事に誤りがないのか、今一度関係各所に確認をとっていました。裏取りをして、その都度、記事修正の必要がない内容で確認がとれるわけです。

取材先の方にも言われましたが、あのとき一番しつこく何度も事実確認していたのは私でした。相手側から言われたんですから、これはちょっと自慢でもありますよw そんなだから、他紙が誰に取材をかけたのかも名前を確認するまでもなくわかりました。余所様は余所様ですし、それぞれ考えがあるのでしょう。


と、まぁちゃんと取材していたのですが、でもね、ネット上では嘘つきの私についてすごい盛り上がってるんですよ。ネットを通して罵詈雑言を浴びせられ、お前はいつ死ぬのか? と本人に直接聞くなど、普通なら面と向かってなかなか聞かれないような言葉もいただきました。

面白いことを言う方の中には、インサイダー取引だから通報したとか、住所を特定したなんて方もいらっしゃいましたね。ほかにも、ネットらしいプレッシャーのかけ方として、Twitterのコイツが記事を書いたヤツらしいと広める人や、Web魚拓や画面キャプチャーをとる人、前述した2ちゃんねるのまとめサイト的なものをTwitterやメールで伝えてくる人もいました。

今も残っているのかわかりませんが、当時は事実関係をまとめたWebページなんてのもあったりして、関東で育ったにもかかわらわず「事実ちゃうやん!w」と関西弁が飛び出していました。あの手この手、いろいろありましたが、人によっては重荷になるでしょうね。僕はあまりならないタイプでした。

嘘つき呼ばわりされたことで、多少歯がゆい気持ちもありましたよ。でも、信じる信じないはあくまで受取手側にあるものです。なんでもかんでも信じてしまうよりも、マスコミに疑いの目を向けること自体は悪いことではありません。

こちらも手を抜いて書いた記事ではありませんでしたし、内容に自信もありました。編集部で取材内容を共有していたものですから、内側から注文をつけられることは一切なく、状況をぼんやり受け止めながら、人が攻撃的になる様を観察していました。当時、炎上を楽しむ私のTwitter投稿がこのまとめだと少しわかりますね。

ソーシャル系メディア「消費者庁、報道を真っ向から否定。事実無根」
http://yaplog.jp/vvv033/archive/2864


……私は元GREEの人になっていますね。自分がまさかGREEで働いていたとは今の今まで知らなかったので、かなりビックリですw まぁでも、そうでも考えなければ、他の報道内容と違う私の記事が解せなかったのでしょう、気持ちはわからんでもないです。


また、情報のソースを明示していないとして批判を受けたのも事実です。

企業のトップなどキーパーソンの発言や、インタビュー取材に応じていただいた方ならば個人名を出しますが、組織の見解というか姿勢を報じる上では、個人名は出さないのが弊誌のスタイルなのです。この時、それが疑問視されました。結果的に最後までそのスタイルを貫いたので、後日お褒めいただくこともあったのですが、読者の中には気に入らない方もいたはずです。なにしろ他社は個人名を出していましたからね。前述した通り、一番しつこく事実確認していると言われたのは私でした。なのに、他社と報じた内容が違うんです。そりゃ不思議ですよね? お読みいただいている方は事実が異なる点を不思議がるかもしれませんが、僕が不思議なのは他紙の報じ方の方でした。


ま、それはいいとして、炎上すると人の本性が見えるようで面白いですよ。

面識のある人たちには、「よ、炎のストッパー!」と軽口を言ってくれたり、気持ちが滅入ってないか声をかけにきてくれたりして、そうした心遣いに勇気づけられました。また、炎上にに特に触れることなく、いつも通り接してくださる方もいてありがたかったです。

一番びっくりしたのは、Twitterなどソーシャルサービスを介してお知り合いになった読者の方や、普段のくだらない投稿を楽しんでくださる方々です。メールなどを通じて、かなり励ましの言葉をもらいましたし、普段を知っているから、今回もことの成り行きをしっかり見守ると言っていただくなど、たのもしい言葉をもらったんです。自分のようないい加減でだらしのない人間でも、どこかで人間性を理解していただけるのだと思って、ホント嬉しかったんです。


とりあえず、好かれようが嫌われようが、そんなこと気にせずこれからも頑張ろうと思います。プライベートは好かれるように努力しますとも! 俺だっていつかは嫁さん欲しいしなww

ところで、こういう話の締めくくりに炎上の教訓めいたもの、必要ですか? たぶんその手のものは他にもたくさんありますよね。

あえて言うなら、自分がちゃんとしていなかったために燃えたなら、自業自得で早めに謝る方が傷は浅いはずです。自信があるなら、他人が何を言おうが自分の正しさを主張し続けた方が、結果的に信用は高まるはずです。普通のネットと同じだと思いますよ。

ネットで何か言われても、拳銃を向けられることもナイフを突きつけられることも、命の心配はほぼありません。ならば、無責任になることなく、燃えていることを楽しんだ方がいいです。ちゃんとやっているなら、捨てる神がいたとしても、たくさんの拾う神がいるものですから。たいていのことは、大丈夫です。
posted by ブービン at 14:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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