
先日、酔っ払った勢いでカメラを衝動的に購入し、セチガラ山でもご報告しました。購入から2週間弱、ゴールデンウィークということもあって、気持ちよくあちこちフラフラしてきました。
慣れないカメラは自分から遠い存在で、はき慣れない靴のように歩くこと、それ自体の足を引っ張ります。少しガマンすると、カメラはあるときふいにカラダに溶け込み、指先より起用に、皮膚よりも敏感に、時間をはぎとります。新しいカメラは、まだそこまでの感じはありません。ありませんが、最初の頃よりも確実にカラダのとある器官になろうとしてくれています。
僕はカメラにそういった感覚をよく感じますが、人によっては靴だったり、パソコンだったり、テレビのリモコンだったり、いろいろと違いそうですね。カラダと一体感のあるもの、いくつぐらい自分にありますか? そういうものに出会えることって、実はそれ自体がとても幸せなことなんじゃないかな、と最近思います。
さて、最後にEOS Mで撮影した撮りたてホヤホヤなものをいくつか紹介させてください。より大きい写真は『context 15xi』にあります。




