キャッチコピーは、言葉におけるデザインのようなものなんじゃないでしょうか。人に届け、人に伝え、人と繋げる、そんな機能を持っていますよね。ただ、コピーという言葉自体は、広告宣伝の現場で使われることが多いので、自分には必要がないと思っている方も多いのかな、と想像するところです。この本は、広告やコピーの専門職の人よりも、普通の方にこそオススメです。
それにしてもコピー力、気にしておくと絶対便利ですよ。人に届け、人に伝え、人と繋げる機能ですから、日常的に使えるんです。プレゼンする方や、営業さん、ECサイトなどを運営されている方はもとより、ちょっとしたやりとりの中で注意をひきたいときなんかにもこの方法論は使えるはずです。
書籍のタイトルの通り、基本的なパターンが紹介されており、見たことある! 懐かしい! といったコピーとその構造が説明されています。数多くのパターンを読んでいくだけで、なんとなく見えてくるというか、感じるものがあると思います。記事のタイトル決めや小見出しを付ける際の勉強目的で読んでみたのですが、言葉の組み合わせのパターンを知ることができて、文章を書く方で役に立つ気がしました。
ラベル:ヨン・デ・ミータ