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2013年03月18日

キャパが二人!? 「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」で泣いてきた

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横浜美術館で、「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」を観てきました。副都心線と繋がったことで、横浜に行きやすくなった方も多いんじゃないでしょうか。企画展は3月24日まで、どうせキャパだろ〜って思ってる方は行ってみるといいかもしれません。

かくいう僕も「どうせキャパだろ」派です。ロバート・キャパという偉大な報道写真家は、戦地に赴き悲惨な現状を伝え、取材中に地雷で死んだ。そんな程度の知識しかありません。写真美術館で研修を受けて学芸員資格とか持っているのにそんなものです。すんません,、勉強不足w

企画展概要
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2012/capataro/


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今でこそ当たり前に伝えられ、ともすればメディア操作にまで使われしまう戦争報道ですが、キャパは戦争の現場で数多くの刺激的な写真を送り出します。僕はキャパは報道写真家ではなく戦争写真家だと思っていますが、記録することが写真の1つの役割であるのに対して、キャパの写真は共感がキーワードになっています。

戦争の状況というよりも、戦争の中にいる人にフォーカスし、人々に写真の向こう側にいる人たちが、同じ人間であることを伝えました。ちょうど、グラフ誌が台頭してきた時代背景もあって、戦地の人間にフォーカスするキャパの写真は驚きをもって伝えられたようです。

ところで、ロバート・キャパって一人じゃないって知ってました? ドラえもんの藤子不二雄やキン肉マンのゆでたまご同様、ユニット名らしいですよ。キャパはすでに実績のある写真家、という体でフリードマンとゲルダの男女が生み出したユニット名なんだそうです。知らなかったのでドアタマからずっこけちゃいました。

キャパといえばライカ(カメラメーカー)と思っていましたが、共作だった頃はローライのスクウェアフォーマット(正方形の写真のこと)も使っていたりして、なかなか興味深いものがありました。当然作風が違っていて女性のゲルダの方が思い切りのよい写真がが多いように感じました。

展示されているのは戦争写真が中心ですから、悲惨な写真もありますよ。町中に転がっている死体とか、通信兵が木に登って電線と接続しようとしたところを銃撃され、木の上で蜂の巣になっている写真とか、目を背けたくなるようなかつての現実が切り取られています。空襲警報に耳を傾ける一瞬の姿をとらえた写真とか、やけに生々しいんですよ。アンタ、なんちゅう写真を撮ってくれたんや〜とツッコミ入れながら、葬儀でみんな泣いてる写真に一緒に泣いちゃったりして。情緒不安定に楽しんできましたよ。

かつての今は、現在以上に生々しい感じがして不思議な気分です。ありふれていて言葉が空を切るようですが、「やっぱり戦争はヤダよ。死にたくねーし、死ぬ人を見たくもねーし、なんつーか哀しいし」、そんな気持ちの曇り空です。






ラベル:写真
posted by ブービン at 19:23| 音楽/芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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