
ちょうど取材の期間中、カンプ・ノウというスタジアムで地元FCバルセロナとマドリードのレアル・マドリードCFの試合がありました。深夜まで部屋で原稿を書いていると、叫び声やらバイクをブンブン吹かす音やら、スケボーの音までいろいろと聞こえてきました。
バルサとレアルについては、どちらも強豪なのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。バルサにはメッシ、レアルにはクリスティアーノ・ロナウドといった日本でも有名なスター選手がいます。
その日の試合はコパデルレイとかコパなんて呼ばれるカップ戦でした。日本のJリーグに相当するものはラリーガと呼ばれ、日本のJ1に相当するのがリーガ・エスパニョーラです。
コパは、日本でいうと天皇杯といったところで、天皇杯に優勝すればACL(アジアのクラブチーム選手権試合)の出場権が得られるように、コパはUEFAヨーロッパリーグという大会への出場権が得られます。ヨーロッパリーグというより、昔の呼び名であるUEFAカップと言った方が馴染みがあるかもしれません。チャンピオンズリーグとは別なのでちょっと紛らわしいですね。
その日はレアルが勝ったようで、夜中まで叫んでいていた若者はもしかしたらバルサっ子の悔しい雄叫びだったのかもしれません。