
早く寝るよう言われて、言われた通りにフトンをかぶっり、オレンジ色の小さな電気だけをつけた小さな部屋にあの頃の僕はいました。
サンタクロースが何をくれるのか? ただその1点だけにワクワクして、ただその1点を頼りに空想が広がって、空想が止まらず眠れなくて、空想を立ち切りたくて頭からフトンをかぶってさらに、両手で耳をふさいだあの頃です。
あの頃をあの頃としか見られなくなった今、当時の想像力がうらやましいです。今日は、ちょっとでもあの頃に近づけるように、枕元に靴下を置いてみますかね。あの頃と違うのは、脱ぎたてホヤホヤのヤツだけどw 間違えてサンタが来たらいいなぁ。