人に優しい宿 イケア 100%ChocolateCafe. フォートラベル マイナビ賃貸

2011年07月22日

universal(ユニバーサル)

universal
【形容詞】「世間一般の、普遍的な、万人の」


 とにかくそういう意味の英単語だ。形容詞なので、後ろに名詞を伴って使われることが多い。なんとなく大それたことを書きそうな出だしだが、全くそんなことはなくて、牛丼チェーン店の紅ショウガ入れをぼんやり眺めつつ、「ユニバーサル」ってなんだろう? と思っただけのこと。

▼牛丼の紅ショウガ

 その牛丼店の紅ショウガポッドは、白い陶器に木目調のフタがあって、ピンセットというか小さなトングというか、金属製の紅ショウガをつまむ道具がついている。僕の利用方法が間違っていなければ、ほかほかの牛丼が到着してから、紅ショウガポッドのフタを開け、紅ショウガツマーム(仮称)で好きな分だけ紅ショウガをドンブリにのせる。周りを見る限り、おそらくほとんどの人がそんな感じだろうと思う。

 本当にふと思っただけなんだけど、紅ショウガにハシを突っ込んでドンブリにのせる人はいないのだろうか。どうしてみんな、見えないルールを普通にこなしているんだろう。

▼回転寿司の皿

 大学生の頃、回転寿司屋で大ゲンカに出くわした。回転寿司が初体験だったと思われるオジサンは、注文して食べ終えた皿を回転レーンの上に戻していた。見かねて注意した板前に対して、オジサンは「そんな言い方はねぇだろう! 皿が回っているところに戻しちゃどうしていけないんだ!」といった内容を大声で主張、板前とオジサンのバトルは売り言葉に買い言葉、「表に出ろ!」といった展開にまで発展した。

 結局、他のスタッフの機転でその場は収まり、オジサンはプンプンしながら店を出て行った。店内に残された僕を含めた他の客らは、なんだか味もへったくれもあったもんじゃない寿司を食べるはめになった。

 オジサンの怒りは、おそらく板前の注意の仕方や、間違った恥ずかしさがほとんどだと思う。思うがでも、確かに自分の食べた皿をレーンに戻すなとは書いてないし(戻せとも書いてない)、これまでに回転寿司のルールを教わった記憶もない。お店によっては、レーンに回っている練りワサビの入った器だけは欲しい分だけとって戻す店だってある。

▼券売機

 祖父が生きていたころ、電車の切符が買えなくなったと言っていた。ちょうど押しボタン式の券売機から、タッチパネル式の券売機が切り替わるころの話だ。それ以前に祖母なんかは、押しボタン式の券売機のお金の挿入口がわからないので「電車には怖くて乗らない」なんて言っていた。

 都心部を中心にICカード型の乗車券が普及しており、サッとかざして改札をくぐることが当たり前になっている。おそらく電車にあまり乗らない人は今でも切符だろうし、ICカード専用改札機なんて、もしかしたらパニックを起こすかもしれない。

▼タッチ、押す

 ここ数年、タッチ式のケータイを手にすることが多い。職業的にも最新モデルを触るので、自分のケータイ以外でもいろいろなタッチ式のインターフェイスに触れる機会が多い。そのせいか最近、タッチ式でないケータイでも画面にタッチしてしまう。タッチしてから「あ、そっか」ってな具合である。

 ケータイに限った話でなく、画面をタッチしてアクションを起こさせるってことはそんなに一般的なことじゃない。慣れもあるし、そこそこの順応性もあるので僕らはあまり意識することはないけども、「押す」と書かれたボタンを押す方が一般的だし、飲料自販機のように「売切」の文字が発光しているボタンの上の商品が売り切れである、というのは一般的に認識しやすい。もっとも、「押す」や「売切」が読めない人や、言葉がわからない外国人には全く伝わらないものでもある。

▼書を捨てるぐらいならブックオフに売れよ、町に出よう

 だらだらと書き、後半はユニバーサル・デザインの話になっているけども、ユニバーサルなモノ・コトを発見していくのはちょっと面白い。

 ペットボトルのキャップが右回りだと締まって、左回りだと開くのはどうしてなんだろう? ボタンのある男性用の洋服は左胸側が前なのに、女性用は右胸側が前なのはなぜだ? なんて具合にユニバーサルなSF(スコシ・フシギ)はすぐに頭に浮かぶ。列があると並んでしまうとか、愛しい人を抱きしめたくなるなんてのも、ユニバーサルな行為かもしれない。

 もっと意識的に町を散歩したら、それこそ発見と疑問の洪水に押し流されるかもしれない。




posted by ブービン at 04:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。