3月のドイツに続いて、今回も取材で行っただけですが、ちょっとは個人の時間もあったので軽い感じでどーぞ。下の写真は、滞在したホテルからの眺望。加山雄三が「若大将!!」と呼ばれそうな、プレミアムな景色でした。加山雄三だけに「プレミアム」でした。
サンディエゴは、穏やかな気候で過ごしやすいことから全米でも人気の都市だそうです。人口280万人の大都市なのでそれなりに栄えているのですが、都会過ぎないところも魅力だとか。映画「トップガン」の舞台となった軍港もありますが、最近はハイテク産業の企業も数多く拠点を構えているようです。このあたりの説明、基本的に全部受け売り。記憶に新しいところでは、野球のワールドカップ「WBC( ワールドベースボールクラシック)」で日本が優勝を決めたのが、サンディエゴのペトコパークでしたね。
実はアメリカ初上陸だったので、「ん〜、やっぱ普通に国旗が星条旗だ」と変な感動を覚えました。
ペトコパークに連れて行ってもらいました。写真は地元のパドレスとロッキーズの試合です。ペトコパークは、その昔、この地を開拓した噺家「林家ペトコ」の名前からつけられたそうです。地中海性気候のこの土地では、そんな油っこい嘘もさらっと流してくれます。
最終日の取材が終了し、数時間自由になったので急いで遊びに。サンディエゴ市民の憩いの場、バルボアパークに向かいました。なんとこの公園は総面積が1,200エーカーもあります。プーさんのいる森の12倍ですよ!!、そんなこと言われても全く広さが伝わらないのが心地よし。本当はバルボアパーク内の動物園に行きたかったのですが、あまり時間も無かったので今回はパス。代わりに、同じくバルボアパークのSan Diego Museum of Art(サンディエゴ美術館)に行きました。常設展と企画展のセットで10ドルと、わりと高い(たぶん市民は安い)のがひっかかりましたな。
常設展は、エネサンス期の絵画からアメリカ美術、ポップアート、仏像などのアジア美術まで、幅広く展示されていました。テーマ別に展示されているので見やすい美術館でした。アジア美術のコーナーで、神道が紹介されており、英語で書かれた神道の説明にとても不思議な気分になりましたよ。
ちなみに、企画展はスペイン画家 ゴヤのポートレイト特集でした。一見すると、写実的なポートレイトですが、どの絵も目の位置が同じで、表層のイメージはあくまで型にはめただけなのがわかります。その裏に隠されたゴヤの感情がどんなものなのかわかりませんが、「意地の悪いやつだな」と思いました。
余韻にひたりながら、しばし公園を散歩。ちょうど卒業式だったようで、ふくろう博士みたいな出で立ちの若者が家族と記念撮影をしていました。何組か見かけましたが、ヒスパニックやアフリカン・アメリカンばかりでした。
公園の噴水で、いつものよーにわけのわからない構図で撮影していると、ツーリストと思われるヒスパニック系の女性2人が近寄ってきました。どうも「写真に撮るほど重要な噴水」と思ったらしく、いっしょになってまじまじと噴水を観察していました。英語が話せないようで、こちらも英語がからきしなので、お互いに目が合うと笑ってごまかし、また噴水を眺めるという不思議なコミュニケーションをとりました。
ホテルのアメニティがかっこよかったので撮影。
ビックマックも食べてみましたが、アムステルダムで食べたマックの方が美味しく感じました。
こういうところにいると、恥ずかしさとかなくなりそう。
恥ずかしく感じることが少ないというか。
今のオイラにゃもってこいの場所だ。
映画の中の西海岸が目の前に広がってるのは不思議だったよ。治安も良さそうで良い街でした。
>caz
こういう土地だから陽気で一見頭の悪そうなアメリカン男子ができるのだろうな。アメリカ人はさっぱりしてて好きだな。