人に優しい宿 イケア 100%ChocolateCafe. フォートラベル マイナビ賃貸

2005年01月27日

■1月の私的新刊書籍情報

 本をあっちこっちで読んでそこに置いてきてしまうくせがあるので、「なんか読んだ気がするんだけど、なんだったかなー?」なんてことがある。と、いうわけで最近読んだ本を忘れないうちに記録しておこう。ちなみに、本を風呂でも読むので、俺の本はベロベロになってるのが多いぞ。んじゃ、ご紹介〜♪

アジアの誘惑』  下川裕治/講談社文庫


 貧乏旅行記を書かせたらNo.1だと思う。アジアの旅行記は、とかく皆さん何かを考えたくなるようで、哲学的になったり感傷的になりすぎる。ところが、下川氏の作品には妙な先進国ヅラがなく、彼の中にはアジアがちゃんとある。弛緩した空気をゆるんだままに書ける数少ない人だろう。きっと、作家である前に貧乏旅行者として、その場所にとけ込めるんだろうな。近所で起こったちょっとしたことを書きつづるように、彼はアジアを話してくれる。


 本書では、彼の訪れたディープ・アジアのスポットや、アジア貧乏旅行における小技が伝授されている。バックパッカーはもちろん、俺のように別に貧乏旅行が好きなわけじゃないが、海外リゾート地になんの面白みも感じない人にはオススメだ。さくさく読めるぞ。彼の作品では、『12万円で世界を歩く』もおもしろかったな。






ももこの世界あっちこっちめぐり』  さくらももこ/集英社


 さくらももこの文章が好きだ。平易なようでひねりが効いていて気持ちいい。作者の自分勝手でひねくれた感じが表われているようだ。


 本書はタイトル通り、イタリア、スペイン、バリ、アメリカ、パリ、オランダ、ハワイとあっちこっちへ出かけたトホホ系旅行記。「珍道中」という言葉がしっくりくるトホホぶりである。それと、雑貨好きのさくらももこらしく、海外での買い物っぷりも見事。さすが平成の長谷川町子(サザエさんの作者)である。印税にまかせて金をつぎこむところには気持ちよく金を使う。同じ金持ちでもブランド品を買いあさる人より、とても好感がもてるな。つーか、ちょっとだけうらやましい。こちとらブランド品にゃ興味はねーが、海外で買いたいものはたくさんあるぞ。イタリアでベネチアングラスの小物を思うまま買いたいなー。






ロックンロール・ウイドー  カール・ハイアセン/文春文庫』


 いやはや、そっくりそのまま映画化できてしまいそうな痛快娯楽作品なり。映画「探偵マイク・ハマー」(日本の濱マイクシリーズはこの作品をもじったもの)や、スティーブ・マックィーンの「ブリット」のようなハードボイルド系の物語を軽快な文章でつづってくれる。ロックバンドの名前もたくさん登場するのもまた良し。


 日本で言うと、宮部みゆきとか石田衣良のような映像的な作家さんなので、そちらのファンの方は是非読んでくれたまい。






仮面山荘殺人事件』  東野圭吾/講談社文庫


 山荘に集まった8人の男女の元へ、逃亡中の銀行強盗が現れた。外の世界から孤立した状態の中で、8人のうち1人が殺される。しかし、それは銀行強盗の殺人であるはずがなかった。残った7人がお互いがお互いを疑いながら物語は意外な結末へ進む。


 この手の作品はネタばれになってしまうので、とても書きにくい。しかし、人によっては大どんでん返しに感じるかもしれないな。俺はなぜか途中で犯人の目星がついてしまったので、正直「あんだよー」と思ってしまった。でも、ちゃんと読ませる表現力があるので最後まで読めました。






泥棒国家の完成』  ベンジャミン・フルフォード/光文社


 面白かった。外国人らしい表現はあるものの、日本の抱える問題を真摯に切ってくれる。日本が再生するためには、「政・官・行」に「ヤクザ」を足した癒着構造を解体するしかないと彼は言う。このままじゃヤバイと語る彼の言葉に耳を傾けたいと思った。もっといろんな人に読んでもらって感想を聞いてみたいなぁ。


posted by ブービン at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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