もしサクが売っているなら、そちらをおすすめする。切るだけなのでそれほどの手間はかからない。包丁の端から端まで目一杯使って、刃をひいて切れば、普通の万能包丁だって全然いける。今回は夏のカツオを使って爽やかで元気な一品を。

カツオのサクを食べやすいサイズに薄くひく。今回は5〜7mmぐらいか。醤油とほんの少しの酒、オリーブオイルを合わせ、そこにカツオを浸して冷蔵庫へ。
ショウガを千切りにして酢と少量の醤油とあえておく。スーパーで見つけたブロッコリーのスプラウト、ようするにブロッコリーの新芽を使ってみたかったので、皿にてんこ盛りにする。新芽は若葉の匂いがとても強かったので、冷蔵庫のカツオにすりおろしたニンニクと玉ねぎを加えて再び冷蔵庫。
洗い物をすませたら、「カツオの漬け」をスプラウトの周りに並べる。千切りショウガを上に乗せてゴマをパラパラ散らせて出来上がり。
トロっとした漬けマグロはニンニク&玉ねぎで、牛刺しのような味わい。スプラウトやショウガと口に放りこめば、シャキシャキ、サクサクとトロっとした食感も楽しい。思った以上にうまくいった。これから9月にかけてカツオに脂がのってくるので、オリーブオイルは入れなくても良いかもしれない。