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2010年01月17日

越後妻有アートトリエンナーレ #21

すっかり更新をストップさせておいて今更感たっぷりでありますが、昨年の「大地の芸術祭」の写真が出てきたので、(お目汚しゴメン)掲載する。今頃かの地は雪の厚化粧でありましょうな。

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そもそも大地の芸術祭に行ってみようと思ったのは、写真の福武ハウス 2009を見たかったからだ。福武ハウスは、妻有にアートマーケットを作ろうというプロジェクトで、さまざまなギャラリーが参加し、多くのアーティストの作品が楽しめる。芸術祭の総合プロデューサーでもある福武總一郎が仕掛けているので、それもそのはず。

 福武氏は福武書店(現ベネッセ)の会長さんで、“持つ者”として芸術家を支援しまくっている。瀬戸内海に浮かぶ直島なんてさながら“ベネッセ島”みたいなところで、美術館のみならず、島内のいたるところに芸術作品が点在していてとても面白い。同氏は個人で芸大に多額の寄付を贈ったりもしているようだ。

早速話がそれたw。出展アーティストの中にヘレン・ファン・ミーネという1人の作家がいる。学生の頃、たしかセゾン系のギャラリー(銀座だったような……)で見て以来、頭の中に不思議とずっとへばりついているアーティストだ。少年や少女の写真を撮り続けており、不安定で艶っぽい表情に引き込まれていく。偶然ヘレンの展示室には誰もいなかったので、ずっとじっと作品世界を楽しめた。撮影が禁止されていたので福武ハウスは外観のみ。

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続いては、本間純氏の「」という作品。かまぼこ型のガレージの中にところ狭しと並べられた鉛筆は、周辺地域から集められたもの。鉛筆の向こう側には本物の森が見える。

アーティストがその地域の中で“地の利”を活かして制作することは珍しいことではない。だけど、通常そういった試みは開かれた場所(美術館とか公園、町の中とか)でやるものだ。作品は山の中腹あたりにぽつんとある。「この小屋は作品?」なんて戸惑うかもしれない。

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このエントリーの最後は、李在孝(イ・ジュヒョ)の「0121-1110=109061」という作品。木々に囲まれた空間に、大きな3つの球体が置かれている。近づくとそれは木材の集合体であることがわかる。生きている木が木材になるとすごく印象が違って、周囲の景色と強いコントラストを放つ。


posted by ブービン at 10:19| Comment(1) | 越後妻有ART TRIENNIAL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 逆援助 at 2010年07月02日 09:53
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