人に優しい宿 イケア 100%ChocolateCafe. フォートラベル マイナビ賃貸

2009年01月10日

某国のガイドさんを思い出す

1つ前のエントリーで思い出した。

海外に行くと、あると言われたのに実際はなかったり、
予約していたのに、予約されていなかったりってことがたまにある。
アジア方面だともっといい加減だったりして、
交渉しないと良い条件が得られないことがある。

アジアの某国に行ったときのこと、
半日雇ったガイドに連れて行ってもらったお店での支払い時、
当初言われていた食事代の5倍ぐらいの値段を請求されたことがあった。
そのうち、店員とガイドがケンカをはじめて、
ガイドにらちがあかないから払ってやってくれないか?
と言われた。

もちろんこれは全てガイドとお店との小芝居なわけで、
現地の言葉がわからない俺にもわかるように
視覚的に理解しやすいもめごとを演出してくれた。
もめ事を嫌う日本人なら言われた額を払ってしまうのかもしれない。
自分が性悪で良かったと思う。1.2倍ぐらいの金額で手を打った。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

海千山千のガイドは、
いろいろな局面で最後の最後までお金をせびってきた。

印象的だったのは、
「キレいなオネーチャン、チ○コ、マ○コ、サイコー! 絶対大丈夫、OKね」
って言葉だ。

さっきまで日本語はコンニチハとサヨナラぐらいなもので、
英語しか話せなかったはずのガイドは、そっち方面の話だけ日本語になった。
バレないと連呼していたところを見ると、
おそらくは日本でそれなりに立派な仕事をしている人たちが行くのかもしれない。
立派でないから関係ないけど、行きたくないので断った。

ガイドは誘いにのってこない日本人にイラだったのか、
顔をしかめて「そんなのアタマおかしいヨ!」と言った。
なーんだ、日本語知ってるじゃんか! 大笑いしてしまった。
その後、ガイドの提案を断るたびに「アタマおかしいヨ!」と言われた。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

たぶん、儲からない客だったからなんだろう。
帰る途中、妹夫婦を車にのせてもいいか? とたずねられた。
島に行っていたので、宿のある市街地に戻るには車も運べる船で渡ることになる。
そういう面白そうな提案は大好きだ。もちろんOKさ。

帰りの5人乗りセダンは、
運転手、助手席に俺、後部座席にガイドと妹夫婦、
さらに3人の子供が乗車することになった。
いやはや、すし詰め状態の後部座席は目を見張るものがあった。
大人3人が座れば隙間などない小型車の後部座席に
小学生ぐらいと、幼稚園児×2が乗っているのだ。
行儀よく座っていればまだいいが、
大人たちの上で子供らがじゃれあってくんずほぐれつの状況。
現地の言葉しか知らない妹さんは、
「ありがとね〜乗せてくれて」って感じの笑顔と、
「ごめんね〜バタバタしてて」って感じの困ったような笑顔を交互にみせた。

ガイドによれば、
妹夫婦は島のおばあちゃんの家に行っていたそうだ。
車に乗り込んで船に乗れば、」
車1台分の船賃ですむらしい。船賃節約というわけ。

市街地に向かう途中、郊外の住宅街に妹夫婦の家はあった。
その場所は新興住宅地のようで、日本の団地のように
新築のマンションが並んでいた。

そんな金持ち用マンションを縫うように走ると、
道路はやがて未舗装になり、ボロボロの長屋集落に入った。
妹夫婦はそこに住んでいた。貧しいのかもしれないし、
それがその国の中流なのかもしれない。
車があまり入ってこない場所なのか、
夜にもかかわらず長屋からはたくさんの子供たちが出てきた。
無口な運転手は、子供が邪魔だといわんばかりに
車のクラクションを鳴らし続けていた。

兄であるガイドは市街地で暮らしている。
ガイドは長屋集落をすぐに立ち去りたかったようで不機嫌だった。

しかし、妹夫婦の子供たちと俺さんがお別れの握手をしたところ、
なんでかわからないが周りの家から出てきた子供たちとも
順番に握手することになってしまった。
年長の子供らの中には、
「マニー、マニー」なんて生意気な言葉を使う子もいた。
ガイドが不機嫌になるのがなんとなくわかった気がした。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

ガイドはその後、宿の前までちゃんと送ってくれた。
雇う際には前金を要求してきたが、
半分渡して残りは最後に払うことにしたのだった。

車の横でチップも含んだ額を支払った。
だが、ガイドはもっとよこせと言ってきた。運転手の分だと言う。
そもそも運転手を雇ったつもりはない。
日本人は金持ちで、僕らは貧乏だと話し、
なんとか説得しようするガイド。
これ以上は絶対払わないことを伝える。

「アタマおかしいヨ!」

そう言ってふくれっつらになった。
ただ、それはガイドが納得したってことでもあるのだ。
別れるときに握手しながら
「カトウさん日本人違う、日本人じゃないでしょ?」とほめてもらえた。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

言い忘れたけど、
そのガイドには、自分がカトウだと名乗った。
思いっきり偽名である。

本名を名乗れば相手との距離を縮めやすく親近感がわく。
水商売の人が源氏名にするのは、自分が仕事モードと自覚でき、
相手にハマらないで済むという利点があるのかもしれない。
そんなことを考えたことがあったので実践してみたのだった。

ガイドに日本人じゃないと言われたものの、バリバリ日本人なのだ。
意思疎通がはかれると、どうしても断りにくくなる場面がある。
日本人はやっぱりノーとは言いにくいのだ。

その後、あちこち観光して
帰国する前日に市街地に戻ってきた。
日本へのおみやげを買うためぶらぶらしていたところ、
遠くから「カトサーン!! カトサーン!!」と呼ばれ、
数日ぶりに例のガイドに出会った。

「おみやげならいい店知ってる」みたいなことを言われ、
タフな営業するおじさんだな〜と感心してしまった。


posted by ブービン at 22:51| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もアジア方面で法外な金をせびってきたガイドに
お前に払う金はねぇ!って
車の窓を叩き割ろうと豹変したら
金は要らない、降りてくれっと
国道のど真ん中に降ろされた経験があります。

偏頭痛が治るかもしれないんだって。
MMP9という物質の値が体内で上昇すると
偏頭痛が起こるらしく、この上昇をあらかじめ抑制する薬を開発中なんだと。
朗報だ。
Posted by かじぃ at 2009年01月14日 09:48
オス!
気合い入ったときのかじぃは怖そうだ……w
とりあえず高めにふっかけるって決まりでもあるんかね。
こっちも気持ちよくダマされるぐらいの金額にすれば、
両方ハッピーなのにと思ったりする。

偏頭痛の予防薬!!
どの程度の開発段階なのかわからないけど、
たまーに出現するとホントやんなるので、
早いとこ頼むよって感じ。
また休日に多いのが腹立つんだよな。

Posted by ぶ at 2009年01月15日 01:35
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