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2012年05月31日

しびれる夢

 自分の名前に「夢」なんて字があるもんだから、たいそうな夢を持たねばならないのではないか、と思った若い頃も今は昔、「夢」とかって考え語る余裕もないほどには「ただメシを喰らい、生きる」ための幸せな日々を送ってはいる。そんな34歳なう。げ! 34歳だ、なうorz

 今日、台湾人のおばちゃん57才の夢を聞いた。

 私のチマキで日本制覇したい! だから楽天で全国に売る!私、ランキングの一番なる。ワケアリてナニ? あれ要らない怖いね。必ずワケアリはダメになる、私のチマキが一番になる! テレビの取材は断った。私の味を盗むかもしれない。大きな会社に盗まれて、工場でたくさん作られたら、私子供にチマキを残せない。だから楽天でランキング一番になる!

 おばちゃんは29年も日本で商売しているのに、あるところから日本語がうまくなってないw おそらく4年ぶりに店に入ったのに、おばちゃんは覚えていると言い、いわく10年ぶりの来訪で前はひげがなかったらしい。ひげはあったはずだが。。。

 気圧される。根拠のない自信が放つ言い知れぬ迫力に飲まれそうになっているのがわかる。年をとり、ちょっとだけ利口になった気がしていたが、自分がバカであることを取り戻した気がする。表向きだせぇけど、夢語る内側は超かっこいい。つまるところおばちゃんはかっこいい!

 この感じわかる? 伝わるかわかんないけど、夢はエネルギーで、それはくすぶらしてちゃ発火しないエネルギーのようなものだ。

 グダグダ言ってねぇでテメェの夢は何よ?

 おばちゃんの言葉は、喉元に突きつけられた刃のごとく、ひやり気分に卒倒目前になる。足元を見据えた夢に「夢」って言葉はもったいない。大事だが、それは目の先にある目標だ。足元なんてフワッフワッのまま、中学坊主よろしく突き動かされるがままにテメェの夢を語れる大人、かっこいいったらない。おかげで酔いが覚めちまった。
posted by ブービン at 02:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

のぼうの城

和田 竜
小学館
発売日:2007-11-28

 是非が問われている本屋大賞もの。文章が現代的な短文調子でテンポがいい。ラノベ好きな人ははまれるんじゃないか。

 時代小説というより、歴史マンガのノベルズという感じで、なんとなくベルセルクを思わせる。歴史ファンタジー青春アクションみたいな、なんとなくそんな感じ。

 物語の中に、書き手が説明的に資料や文献情報をいれてくるのがとても面白い。ト書きとか脚注で書くことような内容を本文中に織り込んでいて、奥付にたくさん文献情報が並んでいる。

 マンガのような展開の歴史物語なのに、史実関連ルポのような社会性を感じるスタイル。なるほどなぁ。
posted by ブービン at 13:34| 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

ぼんくら20「家に帰る」

bonsan2.jpg

 ぼんさん(猫)が家に来るまで、「家に帰る」ということが大変面倒くさいことだった。

 わりと遅くまで仕事をして、その後、浴びるように酒をあおるか、ファミレスで人づてに頼まれた・相談された仕事以外の仕事を片付け、朝にベッドに潜り込むのが日常だった。

 1日が24時間というのは嘘で、たとえば睡眠時間が6時間の人なら1日は18時間、8時間の人なら1日は16時間しかない。だから、睡眠時間を減らせば減らすほど1日は長くなる! と思って、実際そうしていた。

 そんなガマンを続けていると、休日になると途端にカラダが動かなくなる。まぁそれもいいし、目が覚めたら結局また編集部に行くんだから、むしろ目が覚めた時点で編集部にいた方が楽だよな、帰るってこと自体がわずらわしいよなとか、そんな調子であった。

 で、猫と暮らすようになった。

bonsan.jpg

 暮らすようになると、ゴハンをあげねばならないので家に帰るしかない。カギをあけるとトトトッと狭い部屋のどこかから迎えに来てくれるので、悪い気はしない。ごめん、嘘ついた。すごいかわいいんだこれが、悪い気どころか超うれしい、ラブ。

 酒を吞んでも終電を意識するようになったし、頼まれごとや相談ごとは自分で処理するのではなく、人と人をつなげることでさばいていくことが多くなった。家に帰ったら、ぼんさんのウンチを片付けねばならないのだ。ファミレスで黙っていてもコーヒーが出てくる生活から抜け出さねばならない。

 そんなわけで前よりも、少し人間らしい生活になったのかなぁと思ってはいるんだけど、どうやらまだ足りないらしい。周りにはずっと動いている人が多いせいか、あまり自覚がないものの、なんだか最近、ワーカホリックと言われることが多い。もっと生活の中心をずらさないといけないようだ。平日に人間らしい生活を送れるよう、いっちょ模索してみるか。

posted by ブービン at 09:13| 動物諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バス男

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2010-07-02

てんでダメなやつが登場する感じは、怪作『フリークス学園』に近い。シンプルな話の流れで、カタルシスへのもっていき方もシンプルだが、実はちょっと泣いた。たぶんそれはシンパシーで、ダメってそんなにダメじゃなくて、見上げればみんなと空は一緒、みたいな。犬も歩けばいろいろあるんだから、まずは歩けることに感謝しよう、そう思える。


posted by ブービン at 07:30| 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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