2012年01月27日

ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間 シーズン2

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2011-03-18

 顔の表情筋の微妙な変化や瞳孔の動き、無意識に表してしまう仕草などから、人の言動や行動の真偽を分析するカル・ライトマン博士とその研究所の科学捜査モノ。民間研究所だがFBIに協力しており、その“確かな目”でターゲットを絞り込んでいく。

 主役をはれるのに、どこか脇の性格俳優っぽいところがあるティム・ロスのハマり役。劇中に時折登場する元妻で弁護士のゾーイは、映画「フラッシュダンス」の主演だった人。今でもすごいきれいな方だ。刑事ドラマ「クローザー」あたりのドキドキ感が好きな人にオススメしたい。


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2012年01月22日

コダック破綻と青春の終わり

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 噂がついに現実のものとなった。米イーストマン・コダックが民事再生法を申請し、経営破綻した。詳しくは以下の記事でご確認いただくとして、日本においては代理店の加賀ハイテックが取り扱いを続けるようだ。とりあえず一安心、なのかな?

Kodak、連邦破産法第11章適用を申請【AV Watch】
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120119_505913.html
加賀ハイテック、コダック製品の国内供給を継続【デジカメ Watch】
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120120_506319.html

 15歳で35mmのフイルムカメラを使うようになって、途中投げ売り気味のAGFAに浮気していた時期もあったけど、基本的にはフイルムはコダックだった。最初は、単に緑色のパッケージより、黄色のパッケージの方が自分の写真に合っていると思ったから。根拠なんてないけど、黄色い方が気持ちが乗る気がして、そのうちそれが自分の中で普通になった。

 高校を卒業してわりと本格的に写真を撮るようになってからは、フィルムをデジタル処理したり、当時のカラーコピー機の野暮ったい色を好んで使うようになったので、ネガフィルムであればなんでも良かったのかもしれないが、それでもコダックだった。

 そういえば久しぶりに思い出したけど、8mmフィルムのムービーカメラも黄色の会社でやりたいので、なんとかしてくれないかと中古のカメラ屋にごねたことがある。たしか、国内の現像所が閉鎖され、現像はハワイ経由になると言われ、緑色の会社を使わざるを得ない状況だったんだ。8mmフイルムについては、緑と黄色は明らかな違いがあって、発色については緑色のシングル8よりも、黄色のSuper8が勝っていた。

 で、今やフイルムはスチールもムービーもやってないんだけど、なんだか無性に懐かしくなってごそごそ探したら、使っていないフイルムが出てきた。懐かしついでに、コダックのフイルムで撮影した写真も探してみることにしたんだけど、以前HDDがクラッシュし、フイルムの頃の写真データをほぼすっ飛ばしているのだった。

 そんな中、ネットに放ってあったいくつかの写真はかろうじて生き残っていた。今宵はコダック写真を懐かしんでみる。フイルムの頃の写真って、1枚に対する思い入れが全然違うんだよなぁ。



















posted by ブービン at 23:14| 写真諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月21日

大河原邦男作品展

 稲城市立iプラザで開催されている「大河原邦男作品展」に行ってきた。開催期間は1月21日〜2月26日。入場一般500円。

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 大河原邦男といえば、ガッチャマン、ヤッターマンなどのタイムボカンシリーズ、機動戦士ガンダム、装甲騎兵ボトムズ、太陽の牙ダグラム、魔道王グランゾートなどなど、代表作を挙げるのもはばかられるほど著名な、アニメのメカデザインにおける第1人者だ。最初に断っておくが、普通にアニメを見ていただけなので詳しくないぞ、しかも受け売りだぞ。

 作品展では、大河原が手がけたメカニックデザインの数々が展示され、当時ロボットアニメを見ていた男子ならば、ワクワクしてしまうこと必至な内容となっている。一部セル画などもあるが、基本的にはイラストレーションボードにポスターカラーを使って描かれている。そのため筆の走った跡や、絵の具が重ねられたところなどを見つけると、CGでは味わえないリアルな三次元作品であることがわかって、手仕事の持つ説得力を意識せざるをえない。

 大河原邦男のメカニックデザインは、素材が僕らの想像しやすいところにあり、独特の重みを感じる。彼のデザインする未来のロボットは、厚みのある金属をまとい、重機のように現実的だ。洗練されてはいるが、ぶつかったら凹んでしまうようなロボットではなく、骨太でがっしりしていて、塗装がはげるぐらいの傷なんてかまわない、そんなリアルで親しみやすい、シンプルな機械としての頼もしさがある。

 展示会では、ガンダムエースという雑誌で連載している(していた?)という大河原自身が工作機械で作ったさまざまなツールも展示されている。昨年12月に収録したというインタビュー映像も流されており、合わせて楽しむと彼のメカデザインが放つ説得力がちょっとわかった気になれると思う。

 なお、図録が3000円ちょいで売っていたので買ってみた。八王子の美術館で開催された展示会のときの図録のようで、そちらで購入された方はご注意を。


大河原邦男オフィシャルサイト
http://okawara-kunio.jp/
大河原邦男 Twitter
https://twitter.com/mydogcopelove
展示会概要
http://www.city.inagi.tokyo.jp/oshirase_syosai/okawarasakuhin/

posted by ブービン at 23:05| 音楽/芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

デイヴィッド・ミーアマン・スコット,ブライアン・ハリガン
日経BP社
発売日:2011-12-08

 グレイトフル・デッドというユニークなバンドのビジネスモデルを軸して、最近のマーケティング手法を紹介する内容。ITの業界にいるので、マーケ手法としては目新しさは感じないんだけど、内容がきちんと整理された文章だし、畑の違う音楽の話なので飽きない。

 フリーミアムやソーシャルメディアを活用したブランディングに興味がある人や、アップルなどアツい信者を生み出す“やり方”が気になる人は楽しいかもしんまい。言及されてないけど、ニコニコ動画がどして受けるのか? とか気になる人もなんとなく見えてくるんじゃないかな。
posted by ブービン at 16:00| 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

花のズボラ飯

久住 昌之,水沢 悦子
秋田書店
発売日:2010-12-20

面白い♪ 久住の「かっこいいスキヤキ」の世界を、ほんわかした画で展開し、演出的にはエロマンガ。企画編集力の勝利って感じがする。


posted by ブービン at 03:30| 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

さらば豚めし! 牛丼屋を勝手に想像してみる

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 牛丼チェーン3大勢力の一角、みんな大好き「松屋」がとうとう「豚めし」の販売を終了する。1月8日、9日のラストを目前に悔いが無いように喰ってきた。寂しいが、思い残すことはないぞ!

松屋 豚めし
http://www.matsuyafoods.co.jp/menu/list/index.html?cate=B#iconExplanation

 「豚めし(ぶためし)」は、BSE問題の影響で牛肉の流通が滞った際、代用メニューとして「松屋」に登場した。時を同じくして牛丼チェーントップの「すき家」は「豚丼(とんどん)」を、業界2位の「吉野家」は「豚丼(ぶたどん)」を提供し、代用メニューながらおそらくは一定のポジションを築けていたのかと思う。ちなみに、すき家と吉野家はすでに豚丼の販売を終了しており、松屋は最後の砦となっていた。

 豚丼・豚めしの終了にあたって、各社共に牛丼・牛めしへの原点回帰を公式な終了理由としているようだ。おそらくは、牛丼の価格競争に向けてさらに効率化する必要があり、選択と集中が必要になったのだろう。

 大きな鍋が必要な煮物(牛丼/豚丼など)は、スペースと運用、品質管理に手をやくらしい。牛と豚の丼を展開すれば二つの鍋が必ず必要になるのだ。しかも松屋はリニューアル提供される牛めしの価格を下げる方針を示しており、牛めしの注文増が予想される状況にある。また、鍋は常に加熱状態にあるので、美味しい状態をキープするのが難しいという話もある。


■3社のポイントを勝手に想像してみる

 たとえばすき家は、牛丼に集中してトッピングメニューを充実させることでバリエーションを増やしている。その他のグランドメニューについては、想像でしかないが、冷凍・冷蔵・真空パックで成立するものだ。例外があるとすれば、カレーぐらいだが、味の方向性はレトルトに近い。味よりも効率に軸足を置いたファーストフード的な印象がある。

すき家 メニュー
http://www.sukiya.jp/menu/

 吉野家はおそらく、牛丼と牛鍋丼を主力に据え、すき家のようにトッピングを充実させる戦略だろう。かつて“牛丼一筋”を謳っていただけあって、味のする牛肉を使っている。最近になって、十勝のご当地グルメを再現した「焼味豚丼」(コレが結構うまい!)を提供しているが、おそらくこれはあらかじめ火を通してある真空パック(もしくは冷凍)豚肉を調理場でタレに絡めて温めるタイプのものだ。吉野家は生姜焼きを提供していたことがあり、たしかこの方法をとっていたはずだ。

吉野家 メニュー
http://www.yoshinoya.com/menu/

 業界3番手の松屋は上位2社と異なり、調理場に鉄板がある。煮物と異なり焼き物は鉄板1つでメニューにバリエーションが出せるのが利点だ。調理に時間がかかり焼き場に人を要するため、2社よりも人件費がかさむものと想像するが、肉が焼け焦げた匂いはやはり本物だ。焼き物は基本的に冷凍冷蔵食材で、焼いたものをすぐ提供するため品質管理は楽なはず。豚めしを終了しても、焼き物でバリエーションが出せると踏んだのかもしれない。


■松屋の豚めし、販売シェア5%はホント?

 ところで、豚めし終了を伝えるニュースがちらほら掲載されているのだけど、J-CASTという胡散臭い系の話題を扱うメディアでは、通常の豚めしの販売シェアが5%と書かれていた。気になって調べてみたら、テレビ番組「お試しかっ!」で取り上げられたという、松屋人気メニューランキングが見つかった。

 それによると、販売1位は牛めし(並)で、2位が豚めし(並)、3位がカレーライスと続く。J-CASTの記事も「お試しかっ!」で放送されたという触れ込みの情報にも、申し訳ないけど一定の胡散臭さが漂っている。情報の足下がゆるゆるなのだが、人気2位の販売シェアが5%ってのはなんだか腑に落ちない……ような気がしないでもない。

 まあ、豚めしが腑に落ちればいいのか。ともあれ、ごちそうさまっした!

【J-CASTニュース】
廃止決定で「豚めし」人気急上昇 「やめないで」「なぜだ」と大騒ぎ

http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/jcast-118245/1.htm

【ぐるてれ】
松屋人気メニューBEST10

http://otameshika.gurutere.com/1637.html

posted by ブービン at 09:00| 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

食べログ「やらせ」報道、クチコミに戸は立てられるのか

 ゴハンに対する情熱が異常だ。――と、言われることがあるので、とりあえず12月よりゴハンなブログ「おいしいこと」を開始した。暇を見つけては更新していきたいと思う。

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 そんな矢先、クチコミ型のグルメ情報サイト「食べログ」の周辺がなんだか騒がしいことになっている。よく利用するサイトの1つなので、経緯を見守ってみることにした。


食べログ

 「食べログ」は、全国67.5万店舗を網羅し、300万以上の投稿(クチコミ)が寄せられるグルメ情報サイトだ。サイトでは、「一般ユーザーのリアルな口コミ、またそれをもとに算出されたお店の点数とランキングが特長」と謳われている。

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 前述した通り、僕は“ゴハンに対する情熱が異常”らしいがw、食べログの特長として謳われる“リアルな口コミ”と“ランキング”には興味がなく、投稿された写真が気になるので利用している。クチコミやランキングを参考にしないせいか、飲食店選びを失敗することも多々ある。失敗しないと正解だったときの喜びも小さいので良し、としている。ただ、多くの利用者においては、より美味しいものを失敗せずに、しかも評判/話題のものを効率的に食べたいから食べログを使っているんじゃないかな、と想像する。


各社報道

 そんな食べログにおいて、「クチコミがやらせだ!」という騒動が起こった。報道や識者のご意見などは「NAVERまとめ」というサービスにとりまとめてみた。ちなみにこのサービス、面倒くさいけど頭の中を整理するために使うと便利だよ。面倒くさいけどね。

食べログ、「やらせ」報道まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2132588989927165701

 で、内容をかいつまんでいうと、サービスの根幹をなすであろう、クチコミとランキングの部分について、複数の業者が「お金をくれたら、アナタのお店の良い評判を投稿しまっせ」と営業活動し、恣意的な情報操作がなされているんジャマイカ!? ということらしい。これを「やらせ」という言葉でパッケージングして、いろいろな報道機関や人(僕もそうだ)がお神輿担いでワッショイ! ワッショイ! とやっているような状況ってところだろう。

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やらせ

 アンパンマンは「やなせ」、輸入車といえば「ヤナセ」だが、では「やらせ」ってなんだろう?

 デジタル大辞泉によると、それは『テレビのドキュメンタリーなどで、事実らしく見せながら、実際には演技されたものであること』で、大辞林によれば『事前にしめしあわせて事を行わせること』らしい。

 ナマっぽいが実は仕込み、とういうのが「やらせ」のようだ。今回の場合、「クチコミサイトに投稿した一般ユーザーのふりをして、実際はお店からお金をもらった業者の投稿」がそれにあたるだろう。


夢を見る

 それを前提に「やらせ」をケシカラン! とした場合、クチコミやランキングに恣意的な操作が加わることで、食べログの信用力とコンテンツ力が失われてしまうよね、大問題だよねという話になる。そうなるから報道され、消費者担当の山岡大臣が調査すると発言したり、景表法(景品表示法)違反で問えないか? → やっぱ無理、みたいな話をするわけだ。

 で、その状況を成り立たせているのは、つまるところ、食べログは件の業者がいなければ、純粋で健全な飲食店への感想が集まったコンテンツだよね、という幻想だ。幻想を維持するために、サービスを提供する側はすすを払っていく必要がある、ということなんだろう。

 サービスは多かれ少なかれ、利用者に夢を見させて進んでいくものなので、幻想でいいと僕は思っている。夢って楽しいものだし、“美味しい”を追求する僕らと、“美味しい”を提供する飲食店側は、夢でつながっている。もし夢が見られないなら、その食事は空腹を充たすため、栄養を摂取するためだけのエサに近いものになってしまう。夢が見られる、幻想の中にいられる、それはとても幸せな状態なんだ。


問題?

 興味深いなぁと思ったのは、この話を最初に報じた(たぶん)のが日経新聞ってことだ。もし「やらせ」業者が横行しているとすれば、ネットでこの話題がもっと広がっている方が自然で、ネットにはこの手の話題が大好きな人たちがたくさんいる。これまで食べログ周りで話題になった代理店の営業手法などの話もたしかネット発だったかと思う。2011年までに述べ39業者が確認されたらしいが、300万以上のクチコミ投稿のうち、何件が発覚した業者の投稿だったんだろう? 気になるところだ。

 自由にクチコミが投稿できるということは、それが必ずしも利用者のリアルな声ではないということだ。残念な話だけど、たとえば特定コミュニティの人たちで、とある店舗の評判を恣意的に下げることだって、大きな外食企業が、周辺にある競合店舗の評価を下げて自社を相対的に格上げすることだって、きっとできてしまう。

 また、有名なレビュアーに内緒でお金を支払い、投稿してもらうことだってできなくはないと思う。そういうのを「ステルスマーケティング」とか「ステマ」なんて呼び方をするようだけど、善し悪しの話ではなく情報を取捨選択する能力が問われるネットならではのものだと思う。

 仮に、日経新聞が報じる前の段階で、ネットにおいて問題が顕在化していないのだとしたら、それは問題だったのだろうか? と、ふと思う。今回の問題は、クチコミの中に恣意的な事実に反する情報が混じっていないとする、食べログ提供者側の幻想に立脚した上ではじめて問題として成立するものだ。ネットの利用者は、そこまでの幻想を食べログに期待しているものなんだろうか? タカアンドトシならきっと「マジメか!」とツッコむ気がする。


もんじゃの夢はどうにもとまらない

 報道によると、月島のもんじゃ焼き屋さんでは、「やらせ」業者に依頼したことで行列店ができたという。評判の店に行ってみたいという利用者の想いは自然だとして、行列が行列を呼ぶのもまた人の心理だろう。この報道が事実だとすれば、ランキングへの影響が確認できなかったとするカカクコムの言い分は、ちょっとモヤモヤする。

 はたして、クチコミやらランキングが良いのでこの店舗に行ったお客さんは、騙されたのだろうか? クチコミではステーキ屋だったのに、入店したら寿司屋だったならそれは騙されたのだろうけど、食べログで言うところのクチコミって、言い換えたら「噂」だ。作詞家の阿久悠先生は、山本リンダに「うわさを信じちゃいけないよ」と歌わせている。クチコミが噂であるってことを忘れちゃダメだ。「どうにもとまらない」のかもしれないが、きっといろいろな場面でその人は足下をすくわれるだろう。

 ある記事では、今回の「やらせ」は「ネット情報の信頼性を揺るがす事態に発展する可能性」があるらしい。僕の十数年のネット体験が夢でなければ、有象無象の情報が漂い、正しいも正しくないも誤りも誤りでないも存在するのがネットの情報だ。記事の信頼性を揺るがしても、ネット情報の信頼性というよくわからないものははたして揺らぐのだろうか。ネットの情報は、酸いも甘いもかみ分けられることが望ましいが、かみ分けられないならば噛まずに保留しておくのが作法だ。

 最後にする。今回の騒動で「揺るがす事態」があるとすれば、もんじゃ焼きって、評判の店もそうでない店も結局そんなに味が変わらないものなんじゃねーかなぁってわかってしまったことだ。今頃、月島あたりの評判の店を揺るがす事態になっているかもしれないが、そうならば新しい夢を提供して欲しいなぁと思う。

 で、ここまで書いておいてなんだけど、結局、食べログの「やらせ」報道ってなんなのよ? 記事読んでもオピニオン読んでも、手応えのない夢のような状況は変わらない。カカクコムの株価が下がった以外の現実はあるのだろうか?

posted by ブービン at 05:09| 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月27日

作家と自炊と代行とその周りの人たちの感じの感じ

 どうも、現在進行形の酔っ払いです。「酔っ払いなう」です。師匠も走る、師走です。自分の頭の整理のために20分で書く! 酔い酔い♪


 先日、スキャン代行業者を相手どり、著名な作家7名が著作権侵害の訴えを起こしました。詳しくは以下。

スキャン代行業者提訴で作家7名はかく語りき
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1112/21/news044.html


 基本的に作家の方々は、本がバラバラにされるのは許せんとか、出版不況の中で自炊の海賊版で出回るのはどうよ? とかそういう論調です。これに対して、田端さんというネットの有名な方が、以下のような形で訴えた作家のスタンスにもの申しております。

自炊代行を提訴する作家の偽善〜再販制度での裁断本のほうが遥かに多いゾ
http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/51228444.html


 田端さんのスタンスは、作家が目指すのはアウトプットであり、紙の束じゃないだろう、裁断されるのツラいって返品本は年間5億冊もあるだろう、デジタル流通を推そうぜという感じだと思われます。

 またアゴラというブログ(?)において、玉井さんという方が自炊じゃなくて「代行」ってのが違法だよな、コピー本が出回る可能性があるのがやーよ、という考えのようです。

自炊代行提訴についての雑感 --- 玉井克哉
http://agora-web.jp/archives/1416605.html



 だいたいこれで流れは合っているかと。違ったらスマン。争点は自炊という行為ではなく、代行業ってのはどうよ? ってとこかと思います。現時点で代行業に対して判例がないので、作家の方々の訴えの結果が今後の法律の流れを作るんだろうな、ってとこでしょう。

 基本的に、権利者である作家の方々が、自分たちの割り前が少なくなることを危惧し訴えを起こすことは、どんな職業であれわりと普通にあることです。それをそのままぶつけて裁判するほど、滑稽なことはないと思われるので、作家の方々が著作権者および出版界を背負った形で「大義」を語るのは、訴える側としては一般的な気がします。

 これに田端さんは、作家の方々がポジショントークしている! とかみついているんですが、あるポジションの人たちが語ってんだから当たり前です。ポジショントークをしている! と、型ににハメることで成立するポジションから語っているんだから、田端さんという方だってポジションじゃん! とか言えるといいのですが、あいにく互いにポジショントークで別にかまわないと思うので言いません。

 また、作家の方々は自炊代行業者に俺の本を裁断されるのはツライ、田端さんは年間5億冊を返本・裁断するしてんじゃんかと、キャッチボールをされているわけですが、返本については著者と出版社と書店の間の問題であり、流通の外にいる代行業者における自炊の「大義」として5億冊(すっげー数だ)を出すのは的外れかと思います。同時に、作家の方々については、裁断されるのがツラいというなら、ではどれだけ装丁にまで自身のクリエイティビティを反映させたものを出版されているのか気になるところではあります。

 アゴラの玉井さんは、自炊は合法でも自炊代行は違法じゃろう、というお考えです。これに反論がある方は、法律が追いついていないとか、電子書籍の普及促進を阻むんじゃないか、というお考えになるようです。アゴラは「言論プラットフォーム」というよくわからないことを謳っているだけに、アツい反論が展開されているようです。

 私も現状では、代行業は違法性が高いと思っています。ただ、法律違反だからオマエらはいけないというのでは、学級委員的ないい子ちゃんのようです。たとえ正しくてもそれは伝わらないと思います。時速30km/hの道路で30km/h以下で走行している人はほとんどいません。それに憤ったところで、世の中そんなものであり、正しくてもおそらく多くの人はほめてくれやしないでしょう。

 自炊したい人にとって、自分で自炊するのは面倒で、誰かにやってもらえたら楽ってのはその通りかと思います。その通りかと思いますが、それが何も問題のない行為なのかは別の問題です。個人的に自炊するのでなく、業者をはさむってのはそういうことな気がします。まぁ、その結果は今後、裁判の判例という形で示されます。

 個人的には、「読者も業者もこっそりやっといたらわかんなくね?」って気がしています。ネットを探せば、エッチな動画があふれています。時にそれはモザイクがかかっていない鼻血ブーなものだったりしますよね。国内法ではAVメーカーの権利も、モザイクなしであればわいせつ物としても法律違反なのかもしれません。これに、法律の方が遅れているって文句つけたりするより、こっそり楽しんだ方がより楽しめる気がするんですけど、やっぱり表舞台に上げなきゃダメっすかね。

 と、いうわけで寝る時間です。20分の予定が30分かかってしまったよ、酔い酔い♪
posted by ブービン at 03:05| 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする