2012年05月02日

のぼうの城

和田 竜
小学館
発売日:2007-11-28

 是非が問われている本屋大賞もの。文章が現代的な短文調子でテンポがいい。ラノベ好きな人ははまれるんじゃないか。

 時代小説というより、歴史マンガのノベルズという感じで、なんとなくベルセルクを思わせる。歴史ファンタジー青春アクションみたいな、なんとなくそんな感じ。

 物語の中に、書き手が説明的に資料や文献情報をいれてくるのがとても面白い。ト書きとか脚注で書くことような内容を本文中に織り込んでいて、奥付にたくさん文献情報が並んでいる。

 マンガのような展開の歴史物語なのに、史実関連ルポのような社会性を感じるスタイル。なるほどなぁ。
posted by ブービン at 13:34| 書籍関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

ぼんくら20「家に帰る」

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 ぼんさん(猫)が家に来るまで、「家に帰る」ということが大変面倒くさいことだった。

 わりと遅くまで仕事をして、その後、浴びるように酒をあおるか、ファミレスで人づてに頼まれた・相談された仕事以外の仕事を片付け、朝にベッドに潜り込むのが日常だった。

 1日が24時間というのは嘘で、たとえば睡眠時間が6時間の人なら1日は18時間、8時間の人なら1日は16時間しかない。だから、睡眠時間を減らせば減らすほど1日は長くなる! と思って、実際そうしていた。

 そんなガマンを続けていると、休日になると途端にカラダが動かなくなる。まぁそれもいいし、目が覚めたら結局また編集部に行くんだから、むしろ目が覚めた時点で編集部にいた方が楽だよな、帰るってこと自体がわずらわしいよなとか、そんな調子であった。

 で、猫と暮らすようになった。

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 暮らすようになると、ゴハンをあげねばならないので家に帰るしかない。カギをあけるとトトトッと狭い部屋のどこかから迎えに来てくれるので、悪い気はしない。ごめん、嘘ついた。すごいかわいいんだこれが、悪い気どころか超うれしい、ラブ。

 酒を吞んでも終電を意識するようになったし、頼まれごとや相談ごとは自分で処理するのではなく、人と人をつなげることでさばいていくことが多くなった。家に帰ったら、ぼんさんのウンチを片付けねばならないのだ。ファミレスで黙っていてもコーヒーが出てくる生活から抜け出さねばならない。

 そんなわけで前よりも、少し人間らしい生活になったのかなぁと思ってはいるんだけど、どうやらまだ足りないらしい。周りにはずっと動いている人が多いせいか、あまり自覚がないものの、なんだか最近、ワーカホリックと言われることが多い。もっと生活の中心をずらさないといけないようだ。平日に人間らしい生活を送れるよう、いっちょ模索してみるか。

posted by ブービン at 09:13| 動物諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バス男

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2010-07-02

てんでダメなやつが登場する感じは、怪作『フリークス学園』に近い。シンプルな話の流れで、カタルシスへのもっていき方もシンプルだが、実はちょっと泣いた。たぶんそれはシンパシーで、ダメってそんなにダメじゃなくて、見上げればみんなと空は一緒、みたいな。犬も歩けばいろいろあるんだから、まずは歩けることに感謝しよう、そう思える。


posted by ブービン at 07:30| 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月29日

新しい写真

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 その場にとどまる、そういう写真を撮りに行った。都会の雨は街を洗うが、ここでは雨が染みていく。いつの間にか霧になって、僕の体も染みていくような場所だった。

 ラジオでは船の話題、向こう側の世界とは感情のチューニングがなかなか合わない。でもふいに、「“乗りかかったフネ”ってなんだかエロいな。積極的なフネか」なんて思いついたのだから、ジャミングの主は自分かもしれない。

以下のサイトの上から6枚の写真が新しいもの。
http://www.izukunzo.org/place/

posted by ブービン at 09:59| 写真諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月24日

寄席とWeb

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 「寄席(よせ)」に行ってきた。面白いでやんの。また行きたいと思う。今回は、寄席というエンタメ空間から拾ったキーワードをさらしてみる。

 落語は車の中で聞くことが多い。言葉が音に乗って転がっていく感じが好きで、ドライブしながらiPodに入れた落語CDを楽しんでいる。ライブは、独演会や二人会などを市民ホールで観たことはある。噺家や演目など、目的がはっきりしているときはCDやホール落語がオススメだが、寄席はそれらとは違う空間だった。まぁ、そのあたりは別の機会にしよう。寄席に行く前にまとめを利用してみたので、それは以下に。

知っておきたい日本の話芸、動画で学べる落語基礎講座
http://matome.naver.jp/odai/2133471068381081201


 寄席に漂う空気は、後半に向け少しずつ醸成していくようだ。もちろん、トリに向けて実力者が顔を並べるというのもあるが、高座に上がる噺家と客席とのリズムが合っていくような感覚が伴う。寄席初心者である僕も、気がつけば積極的に色物の芸人らを盛り上げ、笑いに繋がる空気に貢献している。今回感じたキーワードはだいたい以下のような流れだった。

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 高座に上がった噺家は、マクラという世間話のようなものから落語に入る。登場すると噺家がいかにバカであるか、とるに足らない仕事であるか、そんなことを冗談交じりに語り、客入りの少なさをいじる。わかりにくいシャレを言ってキョトンとしている客に対して、「ここで笑わないと今日はこれ以上面白いことはないですよ」なんておどけてみせて、客が笑うためのハードルをどんどん下げにかかる。

 合間に入る色物の芸人らは、落語に向いた気持ちをリフレッシュさせると同時に、ひとネタ毎に拍手を要求するかのような間を作る。たまらず拍手をしていくことで、なんだかどんどん楽しくなっていくから不思議だ。

 で、まあ帰りにメモっていた(メモ魔)ら、なんかこれってWebサービスっぽいなと。Webだからてっきり比較的新しい手法だとばかり思っていたが、利用者を味方につけるWebの手法は、別段新しいってわけでもなさそうだ。

 WebではCGMとかUGMというパッケージでお客も高座に上がらせるので、熱量が高く、ともすれば狙うは内輪受けばかりとなりがちな側面はあるかもしれない。それが悪しき常連になるかどうかは、ひとえに運営者のバランス感覚に寄るだろう。人気のサイトは、濃いところと薄いところを作ることで既存と新規のユーザーを満足させているようだ。

 今回、客席に面白い空気が充満していく様子を最初から確認できたのは幸運だった。仲入り(休憩)で小屋のドアが開け放たれたとき、満ちていた空気が外に流れていく様子が見えた気がする。いやはや、はからずも勉強させてもらった。

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posted by ブービン at 09:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月12日

ぼんくら19「呼ぶ理由」

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posted by ブービン at 02:16| 動物諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

飲食情報サイト×位置情報の蜜月。話はマジそっからだ

 良い店に出会いたい。それこそ毎日でもこちらは探しに行きたいのだけど、サイフがそれを許してくれない。どこかに金が湧くサイフはないもんかなぁ。

■飲食店情報

 情報誌も参考にはするが、掲載後はしばらく混むのでほぼ行かない。なので、『ぐるなび』『食べログ』『Alike.jp』あたりを冒険することになる。最近はクチコミが人気なので、食べログやAlikeあたりを参考にする方が多いのかもしれない。店舗の公式情報にあたるぐるなびの方が情報としては正確だから、ぐるなびで確認→クチコミサイトで裏付け、といった使い方をされている方も少なくないと思う。

 良い店の基準はいろいろある。味、雰囲気、値頃感といったことのほかにも、目的(宴会、デート、一人など)によっても異なるだろうし、営業時間や融通が利くなんてのも判断に影響を与えそうだ。

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■クチコミ偏重

 クチコミサイトに掲載される評判は、言ってしまえば噂だ(と、いうことは前に書いた気がする→書いてた)。この噂は総体的には噂なんだけど、部分的に取り出せば個人が他人に読まれることを意識して書いた感想だ。それぞれに良い店、悪い店をレポートをしたり、点数をつけたりしているのだけど、ざっくり読む限り、期待値が高い店ほど厳しくなりがちで、期待値が低い店ほど甘くなりやすい傾向が見える。皆、人の子だしね。

 期待値の高い店は、事前に多くの情報が広まっている高級店や人気店だ。「美味しいって言われて言ったけど、値段のわりにそうでもなかった」「スゲーうまいって評判だから並んで喰ったら普通」そんな感想になりがちである。

 逆に、この手の店の感想には雑誌の受け売りのような文章でこだわりや味を表現する、ブランド信仰の強い方もいる。この部分を掘ると嫌われること請け合いなのでやめておくけどw、食事ではなくブランドを食べに来るので、くすぐりやすい相手かもしれない。

 いろいろ書いたが、クチコミってそんなに重要視することなの? ってことが言いたいだけっす。

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■で、本題

 と、まぁ以上の前段を踏まて(長い!)、酔いどれ食いしん坊が今回言いたかったのは、『ぐるなび』『食べログ』『Alike.jp』あたりは早いところ、位置情報系サービスと提携して欲しいってことだったりする。

 良い店に出会いたい。そのための参考値としてもっとも気になるのは、知らない人の感想よりも顧客の「リピート率」だ。一度しか行ったことがない人の感想なんて数が増えたところでノイズが多すぎる。

 何度も訪れたい店は、味以上にうれしくさせるポイントがある。値頃感や営業時間かもしれないし、雰囲気かもしれない。店員の対応や、ほかのお客ふるまい、内装や音楽がうれしくさせることもあるだろう。

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■来店回数は正義!

 リピート率を前提に、お店のジャンルや価格帯、目的(宴会、デート、一人など)で飲食店が探せたらホント便利。飲食店情報サイトの中には、タッチ操作で顧客の来店回数がとれる仕組みを用意している場合があるものの、自社ポイントサービスへ連携させる要素として使われており、検索にまで反映されていないようだ。

 逆に、位置情報サービスが飲食情報と連携するパターンもあるが、今はまだコンテンツの軸が位置情報にある。登録→デジタルコンテンツ+ソーシャルサービス連携という現状のゲーム性は今後も維持されると思うが、本来、価値を生むのは登録された位置情報の集合だ。それを検索サービスに活かせれば、情報サイトから良い店に出会える確率は格段に上がるだろう。

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■情報サイトも位置情報サービスも、そして飲食店にも期待

 ライブドアの『ロケタッチ』では、グルメ情報が提供されている。ライブドアがグルメ情報を展開していることもあり期待が大きいのだが、今はクチコミにフォーカスしていて非常にもったいない状況だ。

 同じことは、リクルートの『RecoCheck』にも言える。『ホットペッパー』の飲食情報と連携すると、クーポンも用意されているし流れができるかもしれない。ほかにも、『食べログ』や『Alike.jp』といった飲食情報サイトがmixiFacebookForsquareあたりの集積された位置情報を取り込めると、より強力なサイトになりそうだ。

 リピート率が飲食情報サイトで中心的な機能になると、店舗でのちょっとしたサービスにも期待できる。位置情報を登録したユーザーに対して、オツマミやデザートをサービスするような形だ。来店回数の計測は、飲食店のファンを作る仕掛けになるはずなので、店舗側もサービスしやすい流れになるだろう。

 飲食店情報の得点ランキングもクチコミ数も、来店回数が先にわかってこそ参考にしやすく、相関関係を見ればより手応えのある情報になるだろう。飲食店のスタッフが毎日のように自分の店を位置登録することが予想されるが、登録回数を限定すればノイズは抑えられそうだ。導入されれば、ポジティブな要因の方が多いように思う。まぁ、早くそんな時代になんねーかなってことです。

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posted by ブービン at 20:49| 東京エンゲルズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月22日

ニャンニャンニャンで猫の日だニャン

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本人に伝えましたが、特に返事はなく……。


posted by ブービン at 10:26| 動物諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする